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流動性が低い不動産投資は、だからこそ大きな利益を生むことも!現役プロ大家さんが解説

不動産というと株式などの金融資産に比べ、流動性の低い資産なので現金化しにくいという性質があります。これは考え方次第ではリスクと言えるかもしれません。しかし、数多くの不動産を所有するプロフェッショナル大家さんの林克吉氏は、だからこそのメリットもあると言います。果たしてどんなメリットなのでしょうか。

流動性の低い不動産はリスクが高い!?

「流動性」。少しなじみが薄い言葉だと思います。Wikipediaによると、「一般にモノが流れ動く容易さを表す概念」とあります。経済用語では、「資産がいつでもいくらでも、適正な価格で換金できること」となります。

資産としては、預貯金、株式、投資信託などの金融資産。クルマ、機械、不動産などの現物資産があります。

資産の中では、預貯金や株式などの金融資産は流動性が高く、不動産などの現物資産は、流動性が低いと言えます。

預貯金なら、その日の内に現金化できますし、株式でも4営業日ほどあれば、現金化できます。しかし、不動産は、「よし、売却しよう」と考えても、その日の内や数日では現金化できません。

物件売却申し込み

  • 売却額の査定
  • 販売広告の作成
  • 販売開始
  • 購入申し込み
  • 売買契約
  • 決済・引き渡し

それに加えて、買う人が銀行融資を受ける場合

  • 融資申込
  • 融資審査
  • 融資実行

という、どれひとつとっても時間がかかり、不確定要素が多く含まれる行為が必要になり、1ヶ月や2ヶ月かかるのは当たり前です。

さらに、最後の最後に融資が出なかったりすると、そこから、新たに購入する人を見つけるところから再スタートです。

そして、そもそも、買いたいという人が出てこないと、いつまで経っても売却、現金化とはならないのです。

収益不動産を「不動産投資」という視点で他の投資商品と比較すると、不動産は、「流動性の低いリスクの高い資産」、株式や投資信託などは、「流動性の高いリスクの低い資産」と言えます。

しかし、収益不動産を「不動産賃貸業に利用する資産」であると考えると、この、流動性の低さが大きな利益を生み出す元になるのです。

流動性が低く、いつ売れるか分からずいくらで売れるかも分からないということは、価格が決まっているようで決まっていないということですので、「価値があるモノを安く買うことができる」。そういう可能性がある市場なのです。

ですから、常に勉強して、情報を集めて、準備万端にしているあなたは、売り急ぎをしている売り主や、情報が少ない売り主と有利に取引することができ、流動性が低い不動産の市場のリスクをメリットに変えることができます!

知識『 ゼロ 』でもスタートできる不動産投資52のコツ』(2015年7月27日号)より一部抜粋
※太字はマネーボイス編集部による

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