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稼ぐなら海外FX…って本当?よく聞く「投資で儲かる話」の真意を初心者が考えてみる

投資に興味がある人なら必ずといっていいほど耳にするのが、「FX」という単語。イメージが先行して、意外と本来の意味について知らない人も多いのかもしれません。「FX(Foreign Exchange)」とは、「外国為替証拠金取引」の略称で、異なる通貨を売買して利益を得る取引のことを意味します。

例えば、円とドルなどの通貨ペア(実際の取引で売買する通貨の組み合わせ)を取引し、通貨の価格差で利益を狙います。円とドルをもとにイメージするなら、最初に1ドルが100円だった場合、数日後に1ドルが115円になっていたら、単純計算で15円分お得になりますよね。

通貨の価格は常に変動しており、「安く買って高く売る」または「高く売って安く買い戻す」ことで利益を得るのが、FXの基本的な仕組みです。ただし自分に合った方法を検討するべきでもあります。

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※本ページはプロモーションが含まれています。

「海外FX」とは?賭け金が大きい分、儲けがあるというメリットも




いわゆる「海外FX」と言われるものは何でしょうか?端的にいうと海外FXとは、外国に本社を構えた証券会社が提供するFX口座のことです。

「国内FX」と異なり、海外FXは高いレバレッジ(借り入れを利用して収益を高める期待ができること)や、豊富な取扱銘柄など、多くのメリットがあります。

一方で、海外に本社があるFX会社が日本法人を作り、金融庁に登録をしてサービスを提供している場合は、海外FXには該当しません。この点については注意しておきましょう。それを踏まえた上で、海外FXの大きなメリット2つ簡単に紹介します。

<メリット1>レバレッジが大きいため高い利益を狙える

国内FX口座では、金融庁の規制により、最大レバレッジが25倍以下に制限されています。その反面、海外FX口座では数千倍ものレバレッジをかけることが可能です。これにより、少額の資金でも大きな取引ができるため、高い利益を狙うことができるとされています。

また、海外FX口座にはゼロカットシステムが採用されています。これは万が一取引で損失を出した際に、証拠金を下回った借金を背負わせないために、口座残高がゼロ(下回った)時点で強制的に決済されるシステムです。そのため口座残高がマイナスになっても、追証が発生しませんし、急激な相場変動による大きな損失を防ぐことができます。

<メリット2>取扱銘柄・通貨ペアが豊富、スリッページが少ない

国内FX口座に比べて、海外FX口座では数多くの通貨ペアも取り扱っています。他にも貴金属やエネルギー資源、株価指数、仮想通貨などのCFD(差金決済取引)も可能です。

一部の海外FX業者では、スリッページ(注文レートと実際の約定レートに生まれる差)がほとんどない取引を提供。そのため発注価格で取引が実行され、利益を最大限に得ることができるとされています。

ただし、注意しないといけないデメリットも…

大きく2つのメリットについてご紹介しましたが、他にも海外FXだと自動売買が可能だったり、入金手段が豊富であるため早さに強みがあったりします。ただし、魅力的に聞こえる話には必ずデメリットも存在していることは事実です。初心者だからこそ見極めが必要になるため、あくまでもメリットの一面だけを見て判断することはやめましょう。本来の投資の面白さを体感できずに損をする可能性が大きいです。

<デメリット1>リスクが高すぎる

海外FXは高いレバレッジを利用できる一方で、リスクも高くなります。これは当たり前に皆さんが知っていることではあるかもしれませんが、「ハイリスクハイリターン」ということを覚えておきましょう。

初心者がむやみに高いレバレッジをかけると、大きな損失を被る可能性があります。スピードが魅力的な海外FXですが、慎重さが必要不可欠ですので「手をだすのはまだ早い」と思うなら、そこでストップする決定力がとても大切です。

<デメリット2>手数料が高く、出金できなくなる可能性も

海外FX口座は、スプレッドや手数料が国内FX口座に比べて高いことが多いです。取引ごとにコストがかかり、効率的に利益を上げるためには、コストの低い業者を選ぶ必要があります。

さらに一部の海外FX業者には、出金拒否を行う悪徳業者も存在します。いくら利益を上げたとしても、出金できなければ今までの労力は水の泡。信頼性の高い業者を選ぶことが重要です。

<デメリット3>税金の負担が大きい

海外FXの利益は雑所得に分類され、累進課税(課税所得金額などが大きくなるにつれて税率が高くなる仕組み)制度が適用されます。国内FXの一律20.315%の税率ですが、海外FXは利益額に応じて税率が変動します。たくさん利益を上げると税金が高くなるということです。

そして国内FXでは損失の繰越控除が可能ですが、海外FXではできません。損失を繰り越せる法人口座を検討することも一つとされていますが、個人で利用する場合は必ず忘れないでおきたいポイントです。

海外FXより「国内FX」から始めてみるのも手

海外FXには、高いレバレッジやゼロカットシステム、豊富な取扱銘柄など多くのメリットがあります。しかし、一方で高いリスクやコスト、税金の負担などのデメリットも存在します。取引を始める前に、メリットとデメリットを十分に理解し、信頼性の高い業者を選ぶことが重要です。

それではFXへのハードルが高くなるばかりで、チャレンジ精神が削がれていくばかり。それならまずは国内FXから始めてみると安心でFXへの一歩を進めることができるかもしれません。



「DMM FX」は初心者から上級者、幅広く選ばれている国内FX。まずはここから始めているのもひとつです。申し込みは簡単で約5分で入力完了。口座開設時にある面倒な郵送物の受け取りも不要なので、取引のチャンスを逃さないのも魅力です。

取引すればするほどポイントが貯まるので、「1ポイント=1円」で手軽に現金化もできます。特に初心者に優しいのが、平日24時間電話サポート、LINEで問い合わせも可能ということ。「とりあえずやってみようかな」と思ったときにおすすめの国内FXです。

FXとは、わからないことが多い反面、少しコツを掴んでいくと本来の面白さをわかる魅力的な投資方法の一つです。しかしながら、勢いでスタートダッシュすると息切れしてしまうこともあります。それならば石橋を叩いて渡ることも必要なのではないでしょうか。選択肢をたくさん持って、自分自身にあった投資方法を見つけていくと、きっと求めていたものに近づけるかもしれませんよ。

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