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新元号に浮かれるな。新年度に入ってわかった2019年の日経平均が下げて終わる理由=江守哲

今年の鬼門は5月・8月・11月

以前にも解説したように、今年の鬼門は5月・8月・11月です。8月に大きな動きが来るとすれば、いまから焦って動かないことも重要でしょう。

これらのデータから、7月頃から売りを検討していくことになりそうです。ちなみに、7月には参議院選挙があります。

また、10月には消費増税が控えています。これも大きな材料です。夏場に株式市場は不安定になる場面がありそうです。

さて、基本的に、日経平均株価は「上がらない指数」であることを念頭に入れておきたいところです。

米国株が上げても上げ幅は小さく、米国株が下げるとそれ以上に下げます。構造的にこのような仕組みになっています。したがって、常に売り目線で対処するのが良いと考えています。

その意味でも、以前ご紹介したオプション取引が有効になってきます。コールオプションの売りを繰り返すと、上昇時にも対応しながら収益獲得の機会が増えます。特にいまのような市場環境では最も機能する戦略といえます。

引き続き、株価は上がりづらい状況

外国人投資家の売り姿勢が強く、株価は上がりづらい状況です。

4月は通常、買ってくる時期ですが、株価動向を見ながら確認したいところです。

東京市場でも金利低下逆イールドが話題になっています。それだけ、株価の下落への懸念が裏にはあったといえます。「金利低下は好材料」ではなく、むしろ株価にはネガティブ材料と考えるべきでしょう。

また、日米金利差の縮小で円高になりやすくなっています。これも株価を抑えやすいといえます。

企業業績の伸び悩みも懸念されます。EPSもBPSもすっかり頭が重くなってきました。伸びを欠いているのは、企業業績の伸び悩みが背景にあります。

この傾向は、今後業績見通しの悪化が示現することで、さらに強まっていくでしょう。特に日本の企業業績が明らかになってくる10連休以降の株価動向には注意が必要でしょう。

Next: 日銀の政策運営が失敗した場合、日本の金融市場は大混乱になる

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