米国はロ朝会談をどう見た?
米国務省は今回の会談について今のところコメントしていません。
しかし、ウィリアム・ハガティ駐日米大使は、「金委員長は北朝鮮に対する国際的な制裁の緩和を求める措置の一環として、ロシアと中国に接近している」との見方を示しています。
さらに、「金委員長がプーチン大統領と会談したことは、制裁措置により北朝鮮の現体制に著しい経済的な圧力がかかっていることを示しており、制裁措置が機能していることが明確に示された」と指摘しました。
そのうえで、「国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁を一丸となって順守することがきわめて重要だと考えている」とし、これまでの米国の立場を明確にしました。
米国とロシアとの関係を考慮すれば、最終的に落とし込められるのは北朝鮮です。これを金委員長がどの程度理解しているかはわかりませんが、いずれ理解することになるでしょう。
すでに枠組みは決まっています。
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『江守哲の「ニュースの哲人」〜日本で報道されない本当の国際情勢と次のシナリオ』(2019年4月26日号)より一部抜粋
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