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メルカリの赤字121億円、改善の見込みはあるのか?そのカギとなるUS事業の現状とは=シバタナオキ

日本事業のMAUあたりの取扱高・売上・営業利益

出典:同前

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直近の四半期を見てみると、メルカリの日本事業はMAUが1,357万人、YoY+26.2%、取扱高が1,292億円、YoY+34.5%となっています。

取扱高で見ると、成長率が落ちてきているとは言え、まだまだ早いペースで成長しているといえるでしょう。

出典:同前

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売上は四半期あたり約120億円、メルペイとの内部取引を除外した営業利益が20億円となっています。

まとめるとこの表のようになります。

出典:同前

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MAUあたりの取扱高は月間約3,200円、売上が月間295円、営業利益が49円となります。

MAUあたりの月間売上が295円というのは、恐らく(一般的な)メディア事業などと比べると、相当高い水準だと言えるのではないでしょうか。

マーケットプレイス型のビジネスモデルで市場シェアを獲得すると、このようにMAUあたりの売上が大きく上がってくるという、典型的な良いケースだとも言えるでしょう。

Next: US事業の売上や営業利益の現状とは?

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