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ハウステンボス、サーモグラフィー設置し一部再開。今が見頃のチューリップを動画公開も

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため臨時休業していた長崎県佐世保市のテーマパーク「ハウステンボス」が12日、公式ホームページで「屋内施設の休止継続と一部営業再開のお知らせ」を掲載した。

ハウステンボスは政府の自粛要請に伴い、2月29日から3月15日までを全面休園としていたが、園内の感染予防に取り組んだうえで、公園機能および屋外施設については16日から一部営業すると発表。予防対策として、検温のため入国口での赤外線サーモグラフィーを設置し、「37.5度以上の場合は入場をお断りする」としている。

感染リスクの高い屋内施設の休止は継続するほか、3月20日に予定していた新エリア「光のファンタジアシティ」のオープンは延期、4月4日に予定していた「春の九州一花火大会」は中止する。

奇しくも休園初日となった2月29日は、ハウステンボスの一大イベント「フラワーフェスティバル」がスタートする日で、「100万本の大チューリップ祭」も同時開催されており、ヨーロッパの街並みを再現した広大なテーマパークには満開の春の花が咲き誇っていた。

ネットでは、来場者を喜ばせるために準備を進めてきたスタッフや美しく咲く花々を不憫に思う声も上がっている。

こうした中ハウステンボスは、休業中も公式SNSでパークの模様を写真や動画で公開。「皆さまの気分も晴れやかになりますように」というメッセージとともに、3月10日に投稿された動画は97万回近く再生されている。

新型コロナウイルスの感染者が日に日に増していく殺伐とした空気の中で、美しく咲く色とりどりの花々が心を癒してくれるからだろう。「コロナ疲れ」(参照:仕事はしろ、娯楽は控えろ」生きる希望は…?長引くコロナの影響に「疲れ」訴える声も)という言葉も聞かれるようになってきた。

この週末、現地までは足を運べなくとも、ハウステンボスの動画で春の訪れを感じてみてはいかがいかがだろうか。テーマパークに人が戻ることはもちろんだが、フラワーフェスティバルやチューリップ祭の管理・運営者らの苦労が少しでも報われることを願いたい。

Next: ハウステンボスに激励の声

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