これから自分自身を動画配信する人はもっと増える?
しかし、これからもエネルギッシュで活気のある場所にいたいのであれば、自分がそんな場所に移動しなければならない。そうすることによって、楽に「時代に生き残れる」ようになるからだ。
今後は、自然体で「自分自身を動画で配信できる人間」が生き残りやすい時代になっている。動画配信と言えば、現在はユーチューブが絶対王者なので動画配信=ユーチューブという位置付けである。
そのため、「ユーチューバー」みたいな職業があってユーチューバーは飽和状態であるとか言われている。
ではユーチューバーというのは、どれくらいの人数がいるのだろうか。ユーチューバー軍団を抱えているUUUMの社長が2017年11月に言うには、ユーチューバーは多く見積もっても約2万人くらいではないかということだ。
ユーチューバーという新しいジャンルに思い切り飛び込んでいくのは20代だと思うのだが、総務省統計局が2018年に出している統計では、20代の人口は1,249万人だ。この20代人口を考えると、約2万人くらいで飽和というのは馬鹿馬鹿しく感じる。
ちなみに、30代や40代ではユーチューブで自分自身を動画配信する人はもっと減るだろう。20代の人口と、30代と40代の人口を合わせて記すと以下の通りだ。
20代の人口:1,249万人
30代の人口:1,487万人
40代の人口:1,886万人
2020年代は紛れもなく動画の時代になる。この人口を見ると、自分自身を動画で配信している人が2万人しかいないというのはとんでもなく少ない数字で、これから1,000倍に増えても不思議ではないと思っている。
今の人たちは「儲かる儲からない」でしか動画配信を考えていないが、そうではなく「自分自身を表現するかしないか」で動画配信を考えるようになるということだ。
時代は個人の動画配信に向かっているのだから、自分自身がそこに適応できるかどうかを考えるのは重要なのではないだろうか?
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本記事は『マネーボイス』のための書き下ろしです(2020年4月16日)
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
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