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実はトランプ再選濃厚?コロナで支持率低下も、2つの秘策でバイデンを返り討ちにする=澤田聖陽

「バイデン=中国共産党の手先」というネガティブキャンペーン

そもそも民主党は共和党に比べてかなり親中的なスタンスだと言われているのですが、バイデンは息子が中国でビジネスをしていて、それが不正なビジネスではないかとか、中国から資金が渡っているのではないかとか、中国関連のいろいろな疑惑があります。

トランプ陣営は、バイデン=中国共産党の手先というようなプロパガンダを打っていますし、今後もそういうネガティブキャンペーン(相手を悪く言うような選挙戦略)を打ってくるでしょう。

正直これはジワジワ効いてくると思っています。

香港の件もあり、中国=民主主義の敵という状況にもなっており、おそらく5月時点よりも反中感情は高まっているのではないかと思います。

この点については、バイデンは隙だらけです。

もちろんトランプも習近平に大統領選挙でも支援を頼んだと、ボルトン元大統領補佐官に暴露されるなどしていますが、バイデンの中国との近さに比べれば比較になりません。

中国を暴走させたのはオバマ政権?

ちなみに中国をここまで暴走させた責任はトランプ大統領ではなく、オバマ元大統領にあると個人的には思っています。

オバマの8年間で、言葉は適切ではないかもしれませんが、中国を甘やかしすぎ、逆にアメリカは甘い汁を吸いすぎたのが原因だと思っています。

結果として、中国は民主主義を取り入れることはなく、より全体主義的な国家になってしまいました。今では、自由主義世界の脅威になってしまったわけです。

いずれにせよトランプ陣営はこの部分を集中的に叩くでしょうし、9月から始まる両候補者のディベートでは、トランプ大統領が徹底的にバイデンを中国関連で叩くでしょう。

トランプはそういうのは得意だし、バイデンはあまり得意ではないので、トランプ陣営はディベートでひっくり返せるという思惑もあるのではないかと思います。

「オバマゲート」が効いてくる

2番目に「オバマゲート」の件です。「オバマゲート」は日本ではあまり報道されませんのでここで簡単に説明します。

元々トランプ陣営に「ロシア疑惑」という嫌疑がかけられていました。大統領選挙に際して、ロシアと共謀したのではないかという疑惑です。マイケル・フリンというトランプの大統領補佐官だった人物が、就任前に駐米ロシア大使とロシアに対する制裁問題について話し合ったことが「民間人の外交交渉を禁じた」ローガン法に違反し、その事実をFBIの取り調べで認めなかったことで、「虚偽証言の罪」に問われて起訴されていました。

フリンは大統領補佐官を辞任し、虚偽の発言をしたことを認めましたが、その後、FBIの取り調べに問題があったとして弁護士を立てて無罪を主張していました。結局、今年の5月にフリンは司法省の判断で、起訴取り下げになったのです。

この一連のFBIの動きはトランプ陣営に対する違法な選挙妨害で、FBIの裏ではオバマ元大統領とバイデン元副大統領が糸を引いていた……という疑惑が「オバマゲート」です。

「オバマゲート」はウォーターゲート事件にかけてトランプ大統領が言った言葉ですが、オバマやバイデンが関わっていた思われるような状況証拠がけっこう出てきています(決定的な証拠はないのですが)。

トランプが大統領選挙で戦う相手はバイデンですが、そのバックには元大統領のオバマがおり、いろいろとダーティーなことをやってきたのだというイメージを国民に植え付けるという戦略です。

ちなみに「オバマゲート」について、オバマとバイデンが黒か白かという点ですが、個人的にはおそらくかなり黒に近いと思っています。別に2人だけを悪い奴だと言うつもりもなく、最高権力者を決める戦いなので、これぐらいのことはやるということです。

おそらくトランプだって真っ白ではないですが、オバマやバイデンの民主党陣営は、トランプに比してクリーンだというイメージで押し出していたので、ダメージは結構あると思います。

トランプ陣営としては、これから5か月で徐々にその部分を責めていくでしょう。

Next: トランプの支持率低下は、コロナの影響がかなり大きいと思います――

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