海外や地方など「遠方」から東京の不動産に投資する際のポイント=姫野秀喜

海外または地方在住の方から「東京の物件に不動産投資をしたい」という相談を受けることがあります。今回は遠方から不動産投資を行う際の注意点を解説します。(『1億円大家さん姫ちゃん☆不動産ノウハウ』姫野秀喜)

プロフィール:姫野秀喜(ひめの ひでき)
姫屋不動産コンサルティング(株)代表。1978年生まれ、福岡市出身。九州大学経済学部卒。アクセンチュア(株)で売上3,000億円超え企業の会計・経営計画策定などコンサルティングに従事。合間の不動産投資で資産1億円を達成し独立。年間100件以上行う現地調査の情報と高い問題解決力で、顧客ごとに戦略策定から実行までを一貫してサポートしている。

海外・地方の投資家が東京の投資家に勝つ方法、3つのパターン

海外からの相談「東京の物件に不動産投資をしたい」

私が募集している無料相談では、時々、海外に住んでいる方から連絡を頂くことがあります。北アメリカや南アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリア、東南アジアなどが多くなっています。今のところ、アフリカ在住の方からはまだご相談を受けていません。

また、海外ほどではないにせよ、東京から離れた地域にお住まいの方から「東京の物件に不動産投資をしたい」というご相談を受けることも多くあります。

今回はそういった方々に向けて、遠方から東京の物件に不動産投資をするには、何が必要かを解説します。

(東京から見て)遠方といっても、さまざまな違いがあります。ここでは、居住国や距離によって、遠方を3つに分けます。

  1. 海外
  2. 自動車で東京に行けない距離(国内)
  3. 自動車で東京に行ける距離(国内)

1. 海外在住の場合

海外在住の方が東京に投資をする際に、難しい点が2つあります。

1つは、物件を見に行くことができないこと。もう1つは、融資を引くことが難しいということです。

私の無料相談では口がすっぱくなるくらい、何度も「不動産は千3つです」と言っています。本当に良い物件、儲かる物件は、全体の0.3%しか存在しませんよということです。

そして、この0.3%をめがけて、多くの目利きの投資家が殺到しています。良い物件が買える投資家は、素早くこの0.3%を見極めて、誰よりも早く行動しているのです。

しかし、多くの投資家はこの0.3%を素早く見極めることができません。なぜなら知識や経験が乏しいからです。

<目利き力を身につけるには>

知識や経験は、どれだけ多くの物件資料を見たか、現地調査をしたかによって身につきます。そして、その期間は平均して3~6ヶ月くらいかかります。

私の所に来ていただいた方には、基本的に「物件探し千本ノック」を受けてもらいます。これは3~6ヶ月かけて、ひたすら物件を探すというモノです。

最初は良い物件か見極められなかった方も、この物件探し千本ノックを受けた後は、素早く目利きができるようになります。ですので、やはり数をこなすことが大事だと考えています。海外にいると、これができないという点でハンデキャップがあります。

<融資で居住地がネックになる>

次に融資の問題です。金融機関は基本的に融資可能なエリアを持っています。都市銀行であれば日本全国ですし、地方銀行であればその地方、県内などが中心になります。

不動産投資は「居住地・勤務先・投資物件の住所」に基づいて、適切な金融機関を利用する必要がありますが、海外に住んでいると、この居住地がネックになることがあるのです。

もちろん一部の金融機関では海外在住でも融資をしてくれる場合がありますが、国内の投資家に比べて、使える金融機関が限られるのはやはり不利な点だと思います。

Next: 2. 自動車で東京に行けない距離(国内)の場合はどうする?

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