(7)NYダウは昨年5月大天井で終わっていると言う見方は継続する
NYダウは年末以来の高水準になってきた。終値で200日線を突破してきた。が、NYダウは昨年5月の18,300ドルを以て大天井と本稿では見なしてきたが、その見方は継続する。
NYダウの月足は12ヶ月、24ヶ月線がデッドクロスした。典型的な明確な天井シグナルだ。ただしNYダウは30銘柄であり、SP500とナスダック指数は12ヶ月線と24ヶ月線はDCしていないので、確たる罫線ではない。
しかし、長年の日柄(大相場の年数)から見て大天井と見る。
日経平均は3月2日(水)に25日線を突破してきた。2014年以降、騰落レシオは100%を回復したところから日経平均は一段高している。2014年以降は6回ある。相場に勢いがついたことだ。
最短でも1~2ヶ月。平均上昇率は8%。2月末には騰落レシオが100%を回復した。
機械的に過去の例を当てはめれば8%上昇なら2月26日の16188円から17483円。前回2015年1月以降、その前2014年10月以降、その前は2014年5月からの立ち上がりからの場面がそれに近い。既報で述べた気もするが念ため。
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