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爆買い中国人に見放された「GINZA SIX」大量閉店で銀座はお先真っ暗!? 自業自得の声も

銀座最大級の商業施設として2017年にオープンしたばかりの「GINZA SIX」で、昨年末から今年1月にかけてテナントの大量閉店が実施されることが分かり、ネット上では大きな波紋が広がっている。

報道や同施設のリリースによると、昨年12/27~今年1/10までの間に、“セレブのフードコート”と呼ばれていた飲食施設「銀座大食堂」を含む4店舗が閉店。また1/17には、資生堂が世界各国に展開している「SHISEIDO」のブランド直営店を含む14店舗、さらに1/19にも1店舗が閉店となっている。

コロナ禍による飲食店や小売店の閉店は全国各地で起こっているものの、日本一の繁華街である銀座の一等地に立つ施設でも例外ではないのかと、今回の報道に対してネット上では一様に驚きの声があがっている。短期間で閉店数が20店舗近くにものぼることもさることながら、そのなかに「SHISEIDO」といった超有名ブランドも含まれていることに関しても、多くの方が衝撃を受けているようだ。

銀座という街の地盤沈下を訴える声も

松坂屋銀座店の跡地を含めた銀座六丁目の土地を再開発する事業の一環として建設され、2017年4月にオープンしたGINZA SIX。

銀座という土地柄もあり、店内にはハイブランドのアパレルが数多く入居したことで大いに話題となるいっぽうで、インバウンド需要を当て込んだ施設だというイメージもオープン当初からかなり強く、そんな富裕層&外国人観光客への偏重が過ぎる姿勢に対し、批判的な視線もあったことも事実。当時のツイッターを見ても「中国人だらけ」といった投稿が多く見られる。

いっぽうで、一時は「爆買い」とまで言われるほどの凄まじい勢いだったインバウンド需要も、円高進行などの理由で、オープン前の2016年頃の段階ですでに「鎮静化か」との声が。さらに国内需要のほうも冷え込んだままで、昨年のコロナ禍の影響が出るタイミング以前から「ガラガラだった」という声がSNS上で多く寄せられるなど、華々しいオープンとは裏腹に苦境が続いていたようだ。

そのようなことから、今回の大量閉店を伝える報道に対しても「もともとインバウンド頼み」「自業自得」など、一部では冷ややかな意見もあがっている状況。また、インバウンド需要の急激な落ち込みにくわえ、昨年からのコロナ禍というダブルパンチを受けるなかで、「今まで持ちこたえたのが驚き」との声もあがる。

さらには「飲食も含め、銀座は相当厳しい」「憧れのシンボル、だけではやっていけないのよね」という風に、銀座という街自体の地盤沈下といった捉え方をする向きも。銀座の長い歴史を考えればぽっと出の施設というイメージはあるものの、その規模の大きさや立地の抜群さから「銀座の新シンボル」といった呼び方もされていただけに、そのテナントの大量閉店というニュースは、単なるGINZA SIXという施設内での出来事にはとどまらない、より象徴的なものとして受け止められているようだ。

“妄想”フロアマップが話題に

このように大きな反響となっているGINZA SIXの「大量閉店」騒ぎだが、そうなると気になるのが、大量閉店によって空いたスペースが今後どうなるのかという話。

今回、ネット上では「大量閉店」の件だけがしきりに取沙汰されているがあるが、実は大量閉店を伝える同施設のリリースには「なお、約40店舗のOPEN情報を1月下旬にお知らせいたします。ご期待くださいませ。」との一文が。ネット上の口の悪い層からは、半数以上のテナントが一時は閉店し“明るい廃墟”とまで言われた、滋賀県の有名なショッピングモール「ピエリ守山」のようになるのではといった声もあったが、さすがにその心配はなさそうだ。

ただ、閉店するのが20店舗程度なのに対し、新規にオープンする店は約40店舗とほぼ倍になることから、これまでのように旗艦店的な大きめの店舗が並ぶのではなく、小規模な店が並ぶようになるのではという推測も。GINZA SIXはその立地から、賃料がかなり高いのではと噂されているだけに、細切れにして貸し出すというのもひとつの現実的な線なのかもしれない。

いっぽうで、具体的にどのような店やブランドが新たに入るのかも興味深いところだが、そんななかネット上で大いに話題になっているのが、今後のGINZA SIXの“絶対にありえない”フロアマップだ。

過去にネット掲示板「5ちゃんねる」に投稿されたものが起源で、今回の「大量閉店」報道で再び脚光を浴びる形となったこの画像。すたみな太郎の焼肉バイキングあたりで腹ごなしをして、競馬・競艇・パチンコでひと勝負。勝てばドン・キホーテでブランド品、負けたら日高屋でセンベロ、あるいは2号館地下の金融機関へ……といったストーリー性も想起させる“ありえないフロアマップ”に対して、「治安くそ悪そう」「足立区か江東区に見える」など多くの反応が寄せられている。

ただ、ここまで極端な例はそうそう無いとはいえ、昨今は大手の衣料品店や家電量販店などが並ぶ目新しさ皆無なショッピングビルやモールが乱立しているのも事実。以前のようなインバウンド需要の回復は当分見込めそうもない状況だが、とはいえそういうあまりにも無個性で、銀座らしさの欠片も無いような施設にはなって欲しくはないというのが、多くの方の望みだろう。果たしてGINZA SIXはどのような舵取りをしていくのか、それを占ううえでも今後発表される新店の情報が大いに気になるところだ。

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