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女を追い込むフェミ。男女平等を叫びシングルマザーを困窮させた女性解放論者どもの罪=鈴木傾城

どんなにキャリアや能力や適性があっても無駄だった

何にしろ、父親がいない家庭は母親がひとりで子どもを育てることになるのだが、それは想像以上の重労働であり、難事業でもある。

子どもが幼ければ幼いほど、あるいは子どもの数が多ければ多いほど、母親は子どもから離れられない。そのため、仮にフルタイムの仕事があったとしても、フルタイムで働ける環境にない。

託児所と言っても無料ではないし、空いているわけでもない。また時間を過ぎても預かってくれるわけでもない。子どもに問題があれば、すぐに呼び寄せられる。

子どもの体調は変化しやすく、子どもも常に母親の庇護を求める。

つまり、シングルマザーはどんなにキャリアや能力や適性があっても仕事に全力投球できず、かと言って子育てのみに専念することもできない中途半端な状況に置かれて苦しむ。

実家には頼れず、養育費ももらえず、孤立無援に

そうしたシングルマザーが最終的に頼るのは自分の実家だが、その実家が遠く離れていたり、仲が悪かったり、疎遠になっていたり、実家の両親がそもそも貧困だったりすると、助けを求めることもできない。

日本社会の経済は1990年から停滞している。バブルが崩壊しているのに、当時の政府は消費税を取り入れたり、総量規制で不動産価格を一気に収縮させたりして経済成長の芽を徹底的に叩き潰してしまった。

2000年代以後はグローバル化が剥き出しのまま日本に取り入れたので非正規雇用者が爆発的に増え、格差と貧困が日本に定着するようになっていた。

少子高齢化もそのまま放置されて、深刻な少子高齢化の社会となった。

シングルマザーが親に頼ろうと思っても、親世代もまた日本社会の変化の中で余裕をなくしている。子どもたちが金銭的に困っても援助する余裕などなくなってしまっている。

貧困に苦しむシングルマザーの、そのほとんどが親に頼れない状況だ。かつてのように、母親の実家が子どもを預かって、母親が経済的にも精神的にも助かるような幸せな家庭は減ってしまっている。

しかも4人に3人のシングルマザーは、養育費をもらえていない。

シングルマザーの夫、すなわち子どもの父親が養育費を払わないのは、父親が無責任なこともあるが、その父親自身も経済的に問題を抱えているからだ。

うまく仕事が見付からなかったり、仕事を続ける能力がなかったり、そんな責任も感じなかったりするからである。だから払わずに逃げる。家庭内暴力で別れた場合、妻が身元を知られたくないので養育費をあきらめるケースもある。

そして、シングルマザーは孤立無援と化す。

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