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ビットコインの過激な楽観論「2038年に10億ドル突破」は本当か?試金石はエルサルバドル法定通貨化=高島康司

ツイッターが始めるビットコインのチップ

そうしたなか、ビットコインの相場をさらに楽観的にさせる動きもある。

ツイッターが「Tip Jar」というサービスにビットコインのチップ機能を追加するのだ。これはツイッターのユーザーが、動画や音楽、そしてアートなど、アップされた作品に支持の表明としてチップを支払う機能である。

ツイッターはこのチップの支払いとして、ビットコインを使用可能にするようなのだ。

まだ正式発表にはなっていないが、新たなリーク情報によると、ツイッターは「Tip Jar」にビットコインのサポートを追加し、ユーザーが現金の代わりに暗号通貨を使ってクリエイターにチップを渡す選択肢を提供するサービスだ。

同社のCEOであるジャック・ドーシーは、自身のツイッターアカウントのプロフィールにビットコインのハッシュタグを表示させているので、ビットコインのファンであることはよく知られている。

「Tip Jar」は、「Twitter for iOS」のベータ版アプリを使うと、ビットコインのチップのサポートが追加されるようになっている。すでに「Tip Jar」では、「PayPal」「Patreon」「Venmo」「Cash App」「Bandcamp」などを使ってチップを支払えるが、これに加えて、ビットコインが追加されるのだ。

いまのところ、このサービスがいつ提供されるのか発表されていない。しかし、すでにツイッターの「Tip Jar」機能は、さまざまな作品のクリエイターが収入を得る有力な方法のひとつとして注目されている。

これにビットコインが使えるようになると、ビットコインの需要をさらに押し上げることにもなるので、強気相場が続きそうだ。明るいニュースである。

ビットコインETFの認可は近い?

また、さらなる強気相場を予感させるニュースとして、ビットコインを組み込んだ「上場投資信託(ETF)」が年内にも「米証券取引委員会(SEC)」に認可されるのではないかというニュースもある。

現在、ヨーロッパの証券取引所では、何十種類もの暗号通貨ベースの「ETF」または「ETF」に似た商品が販売されており、カナダとブラジルでは、2021年に入ってからすでに独自のバージョンが導入されている。

しかし、過去8年間、「米証券取引委員会(SEC)」から暗号通貨を裏付けとした「ETF」の承認を得た投資会社は1社もない。

だが、その風向きが変わってきたのだ。

多くのアナリストは、先物ベースの「ビットコインETF」は、数ヶ月ではなく数週間のうちに承認されると楽観的な見通しを示している。1ヶ月前には、このような見通しはほとんどなかったが、8月3日にゲンスラー米証券取引委員会委員長が声明のなかで、先物ベースの「ビットコインETF」に必ずしも反対していないことを示唆したことで、事態は少しずつ変化した。

ゲンスラーは、世界をリードする暗号通貨を組み込んだ上場投資信託を販売しようとしている企業が、最近提出した書類をスタッフが審査することを楽しみにしていると述べた。これが販売される場合、「シカゴ・マーカンタイル取引所」で取引されるようだ。

さらにブルームバーグの2人のアナリストは、先物ベースの「ビットコインETF」は、早ければこの10月にも承認される可能性があるとの見解を示した。

「ETF」は、「ミューチュアル・ファンド」などのファンドにくらべて、手数料が低く、税効率がよく、株式のように取引できることから、人気が高まっている。8月に先物ベースの「ビットコインETF」の提供を申請した企業の中には「Invesco」「VanEck」「Valkyrie Digital Assets」「Galaxy Digital」「ProShares」がある。

最初に承認されるのは、ビットコインの先物を組み込んだ「ETF」であり、現物のビットコインを組み込んだものではない。その点では、ビットコインの上昇にはさほど貢献しないかもしれない。しかし、この「ビットコイン先物ETF」は、現物を組み込んだ「ビットコインETF」が承認される前提となると思われる。期待したい。

Next: ビットコインを法定通貨にしたエルサルバドルの現状は?

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