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米国人の4割がワクチン拒否「政府は信用できぬ」接種証明めぐり分断激化。この冬、日本も二の舞に=今市太郎

ワクチン接種後の「突然死」に疑念を抱く米国民

日本ではワクチンといえば、とにかく早く打ちたい人のほうが多く、どうやって早期に接種できるのかに奔走しがちです。

しかし、比較的供給が安定している米国では、ワクチンの安全性を疑う人がとても多いようです。

2回接種しても半年で効かなくなり、追加のブースター接種などという、当初のワクチン接種設計にはなかった話がまかり通るようになっている点にも、非常に疑念をもつ人が多いのが現状のです。

また、変異株には効かず、接種しても感染するケースが続出していることから、結局、予防にならないし、社会に接種済みをアピールしても、なんの安心材料にもならないという点にも多くの疑問が集まっているようです。

さらに極めつけの問題となっているのが、ワクチン接種自体が体に及ぼす悪影響。

先行して接種が始まった米国では、ワクチンの副反応が顕在化しているうえに、理由のわからない接種後の突然死も相当多い様子。

これも国民の不安と疑念を呼び起こす大きな原因になっているようです。

民主党バイデン政権が信用できない

ワクチン自体の問題のみならず、バイデン民主党政権に対する不信感が接種を拒否する原因にもなっているようです。

BLM(ブラック・ライヴズ・マター)運動などから民主党を支持するようになった黒人やマイノリティの人々は、いざ政権が始まってみれば、バイデン政権は「インフラ投資だ」「脱炭素社会だ」といった方向にだけ力を入れて、まったく黒人に対して親身になっていません。

バイデン大統領が打ち出してきた事前の政策が嘘であったことに、落胆を隠せないようです。

この方向性が、ワクチン接種に対しても「信用できない」という感情に繋がっていることは間違いないようです。

また、そもそも共和党でトランプを支持してきた層は、バイデン政権のあらゆる政策に疑義を持っており、ワクチンは一切打たないと明言するアンチ支持者が多数存在しています。

これが接種率の上昇を大きく妨げているという見方も広がっています。

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