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「えきねっと」障害、翌日にも持ち越しで利用者呆れ顔。栃木では減車による“積み残し”発生とJR東日本のサービス低下がハンパないとの声多数

JR東日本の予約サイト「えきねっと」が、13日朝から閲覧しづらい状態が続き、きっぷが思うように買えなくなっていた件だが、翌14日もしばらくは同様の状況が続いたようだ。

報道によると、今年3月に東北地方で起きた最大震度6強の地震で不通となっていた東北新幹線の福島~仙台間の運転が、14日から再開されるにあたり、13日朝から同新幹線の指定券の発売も再開。その後に、サイトに繋がりにくくなったという。

ちなみに指定席の販売期間は、5月10日までと大型連休も含んでいたといい、それにより予約のためのアクセスが集中したとも伝えられている。

さらに別の記事によると、同様の閲覧しづらい状態は翌14日も続いていた模様。SNSなどの反応を見るに、14日午後の段階ではようやくサイトへまともにアクセスできる状態になっているようだが、JR東日本によると、今後も同様の状態が続く可能性があるとのことだ。

みどりの窓口での行列に「えきねっと」を勧めるアナウンスが?

都内を含めたJR東日本エリアにお住まいで、仕事やレジャーなどで電車での移動は頻繁にするという人なら、結構利用している人が多いのではと思われる「えきねっと」。

13日に発生したアクセス集中による障害に関しては、販売期間を大型連休も含む形にしたJR東日本の見込みの甘さは責められるべきとしても、まぁ起こってしまったものは……といった見方もあった。ただ、それが昨日に引き続いて翌14日もグダグダが続いたことに、SNS上では「流石に翌日に持ち越すのはやべーな」「致命的では…」と、さらなる批判の声があがっている。

いっぽうで、「えきねっと」へのアクセスができないとの声が利用者から多くあがった際、JR東日本側は「みどりの窓口」での購入をアナウンスしたようだが、そちらも大行列の発生などで地獄の状況だった模様。

というのもJR東日本は昨年、チケットレス化・モバイル化を推進し、シームレスでストレスフリーな移動の実現に向けて取り組む……といった掛け声のもと、各地の駅にあった「みどりの窓口」を、大幅に削減すると表明していたからだ。リリースによれば、昨年の段階で首都圏231駅にあった「みどりの窓口」を、2025年には70駅程度まで減らすとあり、実際すでに閉鎖されているところも結構あるというのだ。

JR各社では窓口を閉鎖する代わりに「みどりの券売機」なる自動券売機の設置も進めているようだが、今回起きたような“不測の事態”に対しては、全く太刀打ちできるような体制ではなかった模様。なかには、行列中の利用者に向けて「便利なえきねっとをご利用ください…」といった自動放送が流れるという、当事者からすればまったく笑えない一幕もあったようである。

経費削減の“減車”で大量の積み残しが発生

先述した東北新幹線に関しては、甚大な被害を受けた区間もあったものの、予定より1週間も前倒しで全線運転再開まで漕ぎつけ、“現場の底力”を称賛する声も多くあがっていたが、いっぽうで「それにひきかえ上層部はどうなのよ……」といった声も少なくない状況。

現に最近では、今年3月に行われたダイヤ改正のタイミングで、4両編成から3両編成に減車されたJR日光線・宇都宮線において、あろうことか“積み残し”が発生しているというのだ。

なかでもJR鹿沼駅では、通学中の地元高校生ら50~60人が乗り切れなかったという事態もあったとのこと。ちなみにこの駅だが、朝の通勤・通学時間帯でも、宇都宮方面に向かう電車は1時間に2本。1本乗り遅れれば、遅刻する可能性が大のようだ。

この減車にしろ「みどりの窓口」の削減にしても、いずれも経費削減、人件費削減の一環として、現場人員や車両の削減をしようという流れで、そのようなことになっているわけだが、そのこと自体は理解できなくはないところ。ただ、その弊害がこうして目に見える形で現れてしまい、あからさまなサービスダウンになっているというのは、かなりいただけない状況だと言えそうだ。

Next: 「マルスとかいう基幹システム本当にすごいな」

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