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【市場反応】米12月中古住宅販売成約指数やミシガン大消費者信頼感は予想上振れ、1年期待インフレ率確報値は下方修正、ドルま

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米12月中古住宅販売成約指数は前月比+2.5%と、予想外に5月以来のプラスに改善した。同指数は中古住宅販売の先行指標として注目されるが、今後の販売が増える可能性が示唆された。最近の住宅ローン金利の低下で、販売が増加した可能性がある。

同時刻に発表された米1月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値は64.9と、速報値64.6から予想外に上方修正され、昨年4月来で最高。米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ期待として注視している同指数の1年期待インフレ率確報値は3.9%と、速報値4.0%から下方修正され21年4月以降で最低。さらに、5-10年期待インフレ率確報値も2.9%と、速報値3.0%から下方修正された。

期待インフレ低下も、消費者信頼感や中古住宅販売成約指数が予想を上回り、米国債相場やドルはまちまち。10年債利回りは3.54%で推移した。ドル・円は129円85-90銭、ユーロ・ドルは1.0865-70ドルで推移。


【経済指標】
・米・1月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値:64.9(予想:64.6、速報値:64.6)
・米・1月ミシガン大学1年期待インフレ率確報値:3.9%(速報値:4.0%)
・米・1月ミシガン大学5-10年期待インフレ率確報値:2.9%(速報値:3.0%)
・米・12月中古住宅販売成約指数:前月比+2.5%(予想:-1.0%、11月:-2.6%←-4.0%)


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