1つの禁止事項
2008年のリーマンショックの時のバフェットの言葉に「コマドリが来るのを待っていると春は終わってしまうだろう」というものがあります。
「コマドリが来る」というのは景気の回復のことで、回復の兆しが見えるまで待っていたら出遅れてしまうということです。
次に暴落が来た時には目の前のリスクに惑わされずに長期的に見て良い企業であるならそれを買うべきだということだと思います。
これは暴落時に限った話ではなく、むしろ暴落が来ない可能性もあります。
現時点でも長期的に成長する株で割高でないなら買っておくべきだと思います。
現金を残しておく一方で成長が見込める株を今から買っておくことで、相場の上昇と下落の両方に備えることができます。
そしてもし暴落の時が来るようであれば、残しておいた現金を総動員し、かつ、より良い銘柄に集中投資すればよいと考えます。
『“来るかどうかわからない”暴落への準備』として、私の考える最善策をご紹介しました。
参考にしていただければと思います。
(※編注:今回の記事は動画でも解説されています。ご興味をお持ちの方は、ぜひチャンネル登録してほかの解説動画もご視聴ください。)
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『
バリュー株投資家の見方|つばめ投資顧問
バリュー株投資家の見方|つばめ投資顧問
』(2023年9月24日号)より
※記事タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
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【毎日少し賢くなる投資情報】長期投資の王道であるバリュー株投資家の視点から、ニュースの解説や銘柄分析、投資情報を発信します。<筆者紹介>栫井駿介(かこいしゅんすけ)。東京大学経済学部卒業、海外MBA修了。大手証券会社に勤務した後、つばめ投資顧問を設立。