7/29後の相場シナリオ~追加緩和決定ケース
以下は、7月29日の日銀会合で追加緩和する場合の動き方である。
7月29日は、寄り付き後、あまり価格が下げることなく堅調に推移し、12時から14時までの間に追加緩和決定のニュースが流れ、上げ幅を拡大する。
その後、8月中旬ごろまでに7月29日の始値から1000~1500円幅程度の上昇を経過し、8月中旬から9月中旬、または10月頃までの期間で、上げた分を押し戻される。
次の押し目をつけた後は、来年へ向けた本格的な上昇が始まる。
7/29後の相場シナリオ~現状維持ケース
29日は、始値から徐々に価格が下げる動きになるなら、追加緩和なしの見方を重視すればいい。その後、追加緩和が決定されるなら、9月以降に改めて仕掛けなおせばいいだけである。
現状維持となる場合でも、最近の円安の幅を見ると、日経平均が14864円を割れないという見方が有力である。だとすれば、8月中には押し目をつけて上昇の準備へ入ると考えられる。安い値位置で買える現状維持の方が、これから入る個人投資にとっては利益にしやすい。
29日は、どんな決定となっても、チャンスだらけなのである。
※本記事は有料メルマガ『少額投資家のための売買戦略』2016年7月24日号の一部抜粋です。次回は8月14日配信予定、興味を持たれた方は、ぜひこの機会に定期購読をどうぞ。本記事で割愛した「パワー・トレンド講座」や、今月配信済みのバックナンバーもすぐに読めます。
『少額投資家のための売買戦略』(2016年7月24日号)より一部抜粋
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値動きには理由があります。一般的に言われているような確率や、需給の変化を見るだけでは、先のことなどわかりません。確率論や、統計データ分析をやりつくし、挫折を味わった経験があるからこそ、理解できた値動きの本質を書いてゆきます。