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安倍ちゃん・トランプ・蓮舫先生の「三角関係」と日本のキツい未来=ちだい

TPPでどうなる日本。日本の政治家は「脳味噌フラワーパーク」

TPPはどうなるかと言うと、トランプは「アメリカの経済を守ることが最優先」と考えているので、時には規制も必要だと考えています。燃費の良い日本の車が関税ゼロで入ってきたら、ショボいアメリカの自動車メーカーは倒産してしまう。

消費者にとっては燃費の良い車が安く買える方が嬉しいかもしれないけど、ショボい自動車メーカーで働いている人が大量に職を失うことまでは喜べない。トランプはTPPのメリットとデメリットを天秤にかけた時、「デメリットの方が大きいやろ!」と考えているのです。

ただ、日本の企業にとっては、TPPに参加した方がメリットは大きいです。なにしろ、関税がかからなくなれば、今よりもっと売れるからです。なので、今も日本では「アメリカがいなくなってもTPPを進めるぞ!」と無能な政治家の皆さんが奮闘中。

しかし、TPPは冒頭に述べたように憲法より上の国際条約であることに加え、「企業が儲かるための自由の押し付け条約」なので、トランプによって白紙撤回されたのは、とてつもない命拾いです。

例えば、遺伝子組み換え食品を販売する自由の押し付け。日本は「遺伝子組み換え食品は避けたい」と思っている消費者がほとんどです。いくら商業科学のオッサンたちに「遺伝子組み換えは科学的に問題ない」と言われたところで、本能がダメな予感を感じているからです。

ところが、TPPに参加すれば、「遺伝子組み換え食品を避けるのは自由貿易が損なわれる」とイチャモンをつけられ、「そもそも遺伝子組み換えかどうかを確認できるシステムになっているから避けられるんだ」と言われ、「遺伝子組み換え食品かどうかを表示することは禁止」になり、「遺伝子組み換え食品を食べたくない人が安全なものを選ぶ自由がなくなる」という、販売者の自由ばかりが拡大し、消費者の自由がなくなる現象が起こります。

こんなことがアチコチで起こるので、企業は儲かるけれど、庶民の生活はボロボロになる。あとでみんなが「もうTPPとか言ってられないよ、勘弁してくれ!」と言い出した時には、TPPの中の「ラチェット条項」という「一度自由にしたら規制するのは許さない」のルールが適用され、「勘弁しませんよ」という話になります。

「そんなのおかしいよ、憲法で国民の財産を守る権利が保障されているんだから!」と言っても、「は? 憲法? バカなんじゃねぇの、TPPはオマエの国の憲法より上だぜ!」と言われ、蟻地獄のように二度と元には戻れない。

1%の経済支配層の皆様には最高の喜びだけど、99%の庶民には苦しいTPPなんてろくなもんじゃなく、せっかくトランプ様のミラクル当選によって命拾いさせてもらったのに、まだTPPを進めようとしている脳味噌フラワーパークの政治家がたくさんいることにはビビらされます。

もっとも、彼らは国民のためではなく、1%経済支配層の皆様のために汗を流されているので、ある意味、きっちりお仕事をしているとも言えるのですが。

そして、国民のために政治をしない政治家たちの筆頭が安倍首相であるにもかかわらず、トランプと仲良くなったぐらいで安倍政権の支持率が上がってしまう現実。庶民の生活が苦しくなるのは自業自得。自分たちで首を絞めているのに、それに気づかないのだから仕方がありません。やはり僕たち国民は、もっと真剣に政治のことを考えなければならないのだと思います。


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本記事は『マネーボイス』のための書き下ろしです(2016年11月20日)
※太字はMONEY VOICE編集部による

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