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中国3強(百度・アリババ・テンセント) vs 日本3強(ヤフー・楽天・LINE)の決算比較から見える厳しい現実=シバタナオキ

EC王者 = アリババ

アリババは当メルマガの読者の方であればご存知の方も多いかもしれませんが、中国Eコマース最大のプレーヤーです。

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サービスとしては主に3つあります。「アリババ」と呼ばれる190カ国以上で利用されている国際BtoBのマーケットプレイス「タオバオ」と呼ばれるCtoCのマーケットプレイスは2016年の年間流通総額がなんと35兆円と推計されています。日本の楽天やヤフーショッピングと同じようなBtoBtoC型のマーケットプレイスの「Tmall」は、2016年の年間流通総額が21.6兆円と推計されています。日本の楽天の2016年の流通総額がトラベルを含めて3.95兆円なので、大変な規模の違いです。

直近の決算を見てきます。
*画像出典:Alibaba Group Announces June Quarter 2017 Results(2017/8/17)

売上が501億元(約8,210億円)修正後EBITDA(原価償却前営業利益)が251億元(約4,110億円)となっています。 売上の前年同期比が+56%、EBITDAの前年同期が+68%と非常に大きな伸びを見せています。

メッセンジャー・ゲーム王者 = テンセント

テンセントは「WeChat」と呼ばれる、日本で言うところの「LINE」に相当するメッセンジャーサービスを提供するだけでなく、こちらもLINEに似ていますがソーシャルゲームも提供する会社です。 WeChatの登録者数は11億人超と言われいているので、LINEの登録者数7,000万人と比較すると、こちらも規模の大きさに驚きます。

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昨年ソフトバンクから、「Clash of Clans」などのゲームで人気のフィンランドのスーパーセル社を買収したことで、中国だけではなく欧米のゲーム売上も大きくなってきています。

直近の決算を見てみます。
*画像出典:TENCENT ANNOUNCES 2017 SECOND QUARTER AND INTERIM RESULTS(2017/8/16)

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売上が566億元(約9,261億円)、営業利益が226億元(約3,690億円)となっています。売上の前年同期比の伸びが+59%と非常に高いことに加え、営業利益率が40%を超えていて非常に利益率が高いというのも特徴です。

Next: 中国3強BATの中にも明暗? 日本企業との比較でわかる強みとは

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