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「右傾化の波に乗る」投資戦略。日本株とドル円はどう動くのか?=高梨彰

ドイツの選挙結果やアメリカの政局を見ると、「右傾化」が世界的な傾向と言えそうです。安倍政権の支持率回復もしかりで、相場はどう動くのでしょうか?(『高梨彰『しん・古今東西』高梨彰)

※本記事は有料メルマガ『高梨彰『しん・古今東西』』2017年9月25日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:高梨彰(たかなし あきら)
日本証券アナリスト協会検定会員。埼玉県立浦和高校・慶応義塾大学経済学部卒業。証券・銀行にて、米国債をはじめ債券・為替トレーディングに従事。投資顧問会社では、ファンドマネージャーとして外債を中心に年金・投信運用を担当。現在は大手銀行グループにて、チーフストラテジスト、ALMにおける経済・金融市場見通し並びに運用戦略立案を担当。講演・セミナー講師多数。

安倍政権の支持率急回復。世界的な右傾化に市場はどう反応する?

ドイツ、アメリカで右派支持が増加

ドイツではメルケル政権が続く見込みです。しかし、政党の得票率は減少、変わって右派政党が支持を伸ばしています。おかげでユーロは下落して今週の取引開始です。

アメリカでは、国歌を歌うか、国旗に敬意を表すかどうかで、NBA(プロバスケットボールリーグ)・NFL(プロフットボールリーグ)の選手とトランプ大統領との間で軋轢が生じています。アフリカ系の選手とトランプ大統領との対立です。

NBAのスター選手、ステフィン・カリーはホワイトハウスへの表敬訪問を避け、トランプ大統領は怒りのツイート、そしてお決まりの“fired(クビだ)”発言。歌手のスティービーワンダーもトランプ大統領に対して抗議の姿勢をステージ上で示しました。

それでも、トランプ支持は一時期より回復気味。America First(アメリカ第一主義)、右派への支持が増えてきています。

右傾化の流れは日本でも

そして日本では、解散総選挙。自民党というより、安倍政権への支持が回復しているようです。

これも「右傾化」。北朝鮮問題が根っこにはあるのでしょうけど、ドイツの選挙結果を見ると世界的な傾向としても今日のところは構わないかと。

日本株、ドル円、ユーロの行方は?

「右傾化」が進むと、今日の日米の政権は「安定」EUは「不安定」。相場に当てはめれば、円安・ドル高・ユーロ安、ついでに日本株高ってところでしょうか。

中国の政治経済も気になるところですけど、中国は来週大型連休、その後の全人代がやって来るまで相場では脇役に留まりそうです。

水爆実験は嫌ですけど、「右傾化」の勢いの方がわかりやすく、相場を導く可能性も高いのではないでしょうか。

今回のまとめ

  • 米独で右派の勢い強まる
  • 日本では総選挙、右派が強まりそうな気配漂う
  • ドル円・日本株にも勢い出る、かも

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高梨彰『しん・古今東西』』(2017年9月25日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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