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風邪をひいたら見えてくる「自分の仕事はいつ人工知能に奪われるのか?」

大手3行が新卒の採用抑制を大々的に打ち出しました。これは、AIによる仕事の奪取の始まりです。将来、医師や弁護士ですら、AIに取って代わられるでしょう。(『保険はいらない?!』tosshiii)

有能な「AI」が世界を回す。医師や弁護士すら失業する未来とは?

AIによる仕事奪取が始まった

大手3行が新卒の採用抑制を大々的に打ち出しました。以前も当メルマガで書きましたが、AIによる仕事の奪取です。

イギリスの産業革命で手工業者の大半が職を失ったようなものだろうと思います。まだまだ先だろう。そう思いたいですが、AIの成長は著しいです。はっきり言って、その能力は人間の比ではありません。

勝つまでに100年はかかると言われていた囲碁も将棋も、今はAIの方が圧倒的に強くなりました。もはや人間は、この分野ではAIに太刀打ちできません。それもさらに強くなっています。

医師も「AI」に取って代わられる

AIの得意分野は、大量の情報を整理分析し、一瞬で判断することです。

例えば、医師はAIで代用できるのでしょうか。基本的には、あれだけ頭の良い職業をAIが代替するのは、難しいだろうと思っていました。しかし、内科医を例に考えてみます。先生は何をしてくれますか? 顔色を見て、聴診器を当てて、喉を見て、症状をいろいろ聞いて、「はい。風邪ですね」と言う。そして注射をして、風邪薬を出してくれるだけです。

この流れは、AIと看護師が1人いれば終わりです。最初は確かにぎこちないでしょう。でも、AIは全機で情報共有ができるんです。それも何万台も。

診断を間違えて死んでしまった。ガンの初期症状を見落とした。人間の医師が診ている現在は、それを誰にも知られないで終わりというケースもあるでしょう。

でも、すべての機械(AI)で情報共有をできたら、この見落としもあっという間に無くなります。

風邪の可能性:80%
咽頭がんの可能性:1%
脳内疾患の可能性:1%

最初は上記などの数字が出てきて、「どれを希望されますか?」と聞かれるかもしれません。でも、それもどんどん精度が上がってきます。センサーに血を1滴たらしたら、「この数字が悪いです。ガンの可能性が10%に上がったので、見ておきましょうか」と、人間の医師のいい加減な経験値よりも、確実な情報を取捨選択できるようになります。

今までの数値をすべて見比べて、「こういう体格でこういう人は精神疾患の可能性がある」とか「アメリカでこの伝染病が流行っていて、渡航歴があるので可能性がある」とか、情報の伝達も一瞬です。何万人もの医師(AI)が情報を共有するようなものです。

人間には、情報を暗記する力も、経験値にも限界があります。ですが、AIにはありません。何万人もの情報を共有できるAIに、人間が経験値で勝てるわけがありません

医師会がいくら拒んでも、医師は不要になる

手術にしてもそうです。もう既に簡単な手術は、機械でできるようです。その方が簡単ですよね。失敗する可能性も減ります。

医師会は必死に抵抗すると思いますが、それも時間の問題。そもそも途上国の方が、確実にAI化が進むような気もします。

また、戦場にもAIは行けます。AIは自分でシミュレーションができて、しかもそれをすべて共有できます。何万人もの医師のデータを共有して、学習内容を共有し、研究を共有する

AIをコンピューター端末にして医師が看る。最初はそうかもしれませんが、すぐにAIの能力が医師を上回ってしまいます。医師は横にいるだけ。これが医師会の理想かもしれませんが、それも許されないでしょう。医師は不要になってしまいます。

Next: 人間には勝訴不可能。弁護士ですら「AI」に取って代わられる未来

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