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お金は「守る」ほうが得をするというマインドセットが必要だ=俣野成敏

お金のことを「学ぶ」必要がある

早いもので、私が金融の専門家とともに共同運営しているマネースクールを開講してから2年の月日が流れました。現在、当スクールの会員も200名を突破し、ありがたい限りです。

この有料メルマガも、もとはマネースクールの補助教材的な位置づけで始めたことは、これまでにもお伝えした通りです。つまり、このメルマガにはマネースクールでお伝えしている内容をふんだんに含んでいる、ということになります。「だったら、別にスクールに行かなくても、メルマガだけ読んでいればいいんじゃない?」と思われる人もいらっしゃるでしょう。一体、スクールに通う意味とは何なのでしょうか?

今回は、当マネースクールを題材としながら、「お金を守るとはどういうことなのか?」についてお伝えすることにしましょう。当スクールのことをご理解いただくだけでなく、他のスクールを検討する際の比較材料にしていただいたり、ご自身の資産プランを作成する際の参考にしていただければ、と思います。

1. 「お金を守る」という考え方

そもそも、「お金を守る」とはどういう意味なのでしょうか? なぜ、お金を守る必要があるのでしょうか?

実は、この「お金を守る」という考え方が当マネースクールの出発点になっています。この考え方がないと、いくらお金を稼いでも「ザルで水を受けているような」状態になりかねません

投資に関しては全くうまくいかなかった…

簡単に当マネースクールを立ち上げるに至った経緯をお伝えしてくことにしましょう。

私は2011年に、それまで19年間勤めていた会社を退社し、独立しました。サラリーマン経営者としてすでに10年以上のキャリアを持ち、サラリーマンでいることに何の不足もない生活でしたが、自分の本当の力を試したいと思ったからです。

また、「サラリーマンができる人なら、独立しても十分やっていける能力がある」ことを世間に示したい、とも思いました。

私は、独立する前から書籍を出版し、ビジネスオーナーとして某フランチャイズ店をオープンさせていました。幸いなことにどちらもうまくいき、なかなかの滑り出しでした。

けれど、私には自分一人の力ではどうしても越えられない分野がありました。それが「投資」です。

投資に関しては、サラリーマン時代から本を読んだり、セミナーに通ったりしてみましたが、芳しい成績を上げることができずにいました。株、投資信託、不動産と、サラリーマンで手を出せるものには一通りトライしてみましたが、結果は連戦連敗。当初、「自分には投資の才能はないのだろう」と諦めていました。

Next: 投資に才能はいらない。リスクを抑えて勝つ方法とは

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