コンドラチェフサイクルの転換点では、戦乱が起きやすい
超長期の経済サイクル「コンドラチェフサイクル」について、これまで何度かご紹介してきました。歴史上、この転換点では戦乱が起きやすいのです。
起きやすいというよりも、ほぼ起きているという方が正しいかもしれません。
経済が悪化してデフレ基調になったあと、回復に向かうのですが、そこで、戦争によって需要と供給のバランスを回復することが多いのです。
破壊によって復興需要を生み、破壊によって供給力を減らす。こうしたことが、いわば「必然」のように、歴史上、繰り返されているのです。
現在はまさに転換点
現在はまさに、コンドラチェフサイクルが上昇転換する時期。
アメリカによるイラン産原油の禁輸は、どうやら本気モードのようです。とくにアメリカは中間選挙を前にして、好戦的な動きが起きやすい時期でもあります。
再び、かつてのオイルショックのようなことが起きる可能性も考えられます。
image by:saeediex | Evan El-Amin / Shutterstock.com
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『ニューヨーク1本勝負、きょうのニュースはコレ!』(2018年7月24日号)より抜粋、再構成
※太字はMONEY VOICE編集部による
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