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信用されない日銀が招くデフレ地獄。一方、世界では「国民本位の政策」が主流に=児島康孝

物価目標2%は夢のまた夢。日銀が国民に全く信用されていない中で、円高(デフレ)現象が起きています。この不思議な現象は、どういう結末を迎えるのでしょうか。(『ニューヨーク1本勝負、きょうのニュースはコレ!』児島康孝)

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信用されない日銀と、信用度が高すぎる円。このねじれが大問題に

物価見通しをさらに下げた日銀

昨日、日銀の金融政策(定例)が発表されました(※編注:金融緩和策の現状維持が決まり、物価見通しについては18年度を0.9%、19年度を1.4%、20年度を1.5%として各0.1~0.2ポイント下げています)。もはや目標インフレ率2%と言っても、誰も信用しないという事態です。

日銀が全く信用されていないわけですが、一方で、通貨の信任度(=デフレ現象)は異常に強い状態です。

果たして、これはどうなろうとしているのでしょうか。

信用されない日銀、信用度が強すぎる「円」

いびつな異常現象が続いています。日銀が、物価上昇率(インフレ率)の目標2%と言っても、誰も信用しません。しかし、中央銀行が全く信用されていないにもかかわらず、その通貨の「円」は異常な通貨高(=デフレ状態)です。

デフレ状態が続くのは、日銀が短期金利を高めにしているからで、いわゆる「普通預金的なもの」の金利が高いから(=金融引き締め)であるという話は、これまでも当メルマガで読者の方にお伝えしてきました。

普通預金的なものの金利が高いので、日銀当座預金や企業の内部留保が「有利」となり、積み上がっているわけです。

マネーは市中に出てゆかず、マネー不足(=デフレ)になります

こうしたデフレ状態は、「通貨の信任」が強すぎるときに起きます。そして、国民生活には大きなダメージ。しかし、日銀は信用されていません。

この異常な「ねじれ」は、どのような結末を迎えるのでしょう。

いずれ「ねじれ」は解消するが…

この「ねじれ」は、いずれ解消します。歴史をみても、通貨高のままということはあり得ないからです。

では、英国のポンド安のようなことになるのか?幕府の滅亡や交代か?果たして、違うことが起きるのか?

戦乱や大災害による「ねじれ」解消がよくあることも、以前のメルマガで書いた通りです。

【関連】日本のデフレを終わらせるのは「災害」という悲しさ。世界にバレ始めた日銀の無力感=児島康孝

国民にとっては、現在の「デフレ金融政策」が、いち早く転換されることを望むばかりです。

Next: 世界では「国民本位」に向けた政策転換が起きている。日本は…

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