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生活保護以下の暮らし…「下流老人」にならないための大切なポイント=川畑明美

「2015ユーキャン新語・流行語大賞」にもノミネートされた「下流老人」。この言葉は「生活保護基準相当で暮らす高齢者およびその恐れがある高齢者」のことを指します。このような状況に陥らないためにはどうすればいいのでしょうか。テレビ番組などで年金についての解説もしているFPで『教育貧困にならないために』を配信する川畑明美さんは「小額でもいいので早めに資産運用を始めることが重要」と言います。

「下流老人」にならないためには早めの準備が重要

そもそも「年金の破たん」とはどのような状態を言うの?

年金が破たんする

コレ、金融機関のセールストークによく使われています。年金は国の制度ですから、全くなくなることは考えにくいのです。そうではなく、考えられるのは下記のことです。

  • 年金の支給年齢が引き上げられる
  • 受給額が減る
  • 現役の負担が多くなる

現在、一番考えられるのは、高齢者の人口が増えるので年金の支給年齢が引き上げられることです。2030年には、65歳から74歳の人口が12.2%、75歳以上が10.7%になると試算されています。つまり、22.9%が高齢者になるのです。

人口の約1/4が高齢者では、74歳まで働く人がいなくては、社会が回りません。ですから「年金破たん」とは、支給年齢の引き上げが最も当てはまりやすいのです。将来は健康年齢と言われる74歳まで働き続けることになりそうですね。

老後資金に不安がある人は「リタイヤができない」、「第2の人生を謳歌できない」ということになります。そうなると、いつまで健康でいられるのかが重要な課題になってきます。

少額でも、まずは始めることが重要

老後資金も健康も若いうちから準備することで大きく差が開きますし、老後の資金は、早く始めれば始めただけ少ない資金で準備できます。

それは、投資の力を借りることができるからです。

月額4万5000円を年利8%、35年複利で増やせば1億円は貯まります。

複利の効果は、年数が長ければ長いほど雪だるま式に増えます。なので、少額でもよいので早く始めることが重要です。

このように書くと必ず、「若い人でないとできないことですね」というご意見をいただくのですが50代、60代のかたほど、安全にお金を増やす技術を習得する必要があります。

60代からでも「下流老人」は回避できる!

日本の年金システムは、『ちびまる子ちゃん』の家庭のように、おじいちゃん、おばあちゃんが子どもと同居することを前提に作られています。

住む所が確保できて日々の食事には困らない」これが前提なのです。つまり、家計の中で一番ウェイトが高い住宅費と食費は、自分で準備することが前提にあり、しかもそこには介護費用は含まれていません。

お金を増やしながら使えば、お金は長持ちします。年利5%でお金を増やせるようになっていれば2%分を使ってしまっても、3%で運用しているのと同じです。

生活保護基準相当で暮らす高齢者およびその恐れがある高齢者」のことを下流老人というらしいですが、現役の頃、年収700万円あっても、下流老人化してしまうケースがあります。(出典:「普通の老後」が難しい 年収700万円でも老後は「ギリギリ」 – dot.

60代からでも、間に合わないことはないのです。自分が80代になった頃に使うお金を増やすことはできるからです。

【関連】2020年「預金封鎖」への道~国民に牙をむく政府・日銀の秘められた計画

教育貧困にならないために』(2015年10月1日号、12月1日号)より一部抜粋、再構成
※太字はMONEY VOICE編集部による

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