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見えてきた「令和」決定までのドタバタ劇~安倍首相の本命元号を潰した皇室=世に倦む日日

今回の元号選定は「歴史的な政治戦」

新元号は「令和」で決まった。日本の歴史に残る。中西進氏は壮絶な文化的事業をやり遂げたと言える。まさに東洋の知識人の理念と本分を千年単位の歴史的スケールで再現し、勇気と矜持をわれわれと後世の人々に示し、面目を躍如して先行する偉人の列に加わった。屈原や司馬遷の群像に連なった。

これほど数奇な運命で策定された元号が他にあっただろうか。

今度の元号は、初めての国書出典(表明の形式上だけだが)であると同時に、知識人が政権批判のブラックユーモアを意趣して制作し、それが皮肉な展開で採用になった初めての元号である。

二重三重の皮肉と偶然が重なり、瓢箪から駒の抱腹絶倒の歴史が作られた。そこには、文学と歴史を知らないイデオロギー偏執狂の独裁者がいて、間もなく退位する賢く思慮深い、勇敢で胆力ある天皇がいた。

今回の元号選定は明らかに政局であり、歴史に残る1つの重要な政治戦だった。

野党と左翼リベラルの現役文化人は最初から白旗を上げて降参し、独裁者の大勝利で終わるかに見えたが、天皇(皇室・東宮)が粘り、粘り腰の末に老知識人と謀って逆転勝利を遂げた。一矢を報いた。日本らしい政治ドラマだと思う。マスコミは悉く独裁者の側に与した。

この政局で真面目に闘争したのは日刊ゲンダイだけだった。共産党も何もしなかった。

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・安倍晋三氏の本命元号を潰した皇室 – 皮肉が重なって誕生した「令和」(4/5)
・天木直人氏との対談(4/3)
・反中・国粋主義剥き出しの「安倍元号」とマスコミの奉祝セレモニー(4/2)
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2019年3月配信分
  • 国書と漢籍の両方を出典とする妥協的でアクロバティックな新元号(3/27)
  • 安倍晋三氏が皇太子に「安」の新元号を強要 – ゲンダイのスクープ(3/26)
  • 麻薬ビッグバン – 薬物解禁の扇動とグローバルスタンダードの洗脳(3/22)
  • 「作品には罪はない」という言説 – 薬物汚染された芸能の反社会性(3/18)
  • 安倍4選と「安」の新元号 – 安倍晋三氏が新天皇のゴッドファーザーに(3/15)
  • 陸前髙田と高台移転 – 復興構想会議、菅内閣、野田内閣、マスコミ(3/13)
  • 復興政策は失敗だった – 五百籏頭真と御厨貴は責任をとれ(3/11)
  • 「安」の字の新元号は内心の自由の侵害 – 野党は国会で質疑討論を(3/6)
  • 天木直人氏との対談動画 -3月4日(3/4)

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2019年2月配信分
  • 元山仁士郎は次にどう動くべきか – 野党の基本政策の変更を焦点に(2/26)
  • 24日には天皇陛下に日韓問題でお言葉を発していただきたい(2/20)
  • 家族会の後退姿勢と田中実氏の生存情報 – 「拉致問題」崩壊の兆し(2/18)
  • 天木直人氏との対談動画 – 2月16日(2/17)
  • 戦略的で計画的な文喜相発言の政治 – 天皇訪韓で歴史問題に終止符(2/13)
  • ロシアへの譲歩を遠慮と言うテレビ報道 – 安倍晋三氏氏の北方領土外交(2/12)
  • 和田春樹らの日韓問題声明 – 嘲笑する右翼、黙殺するマスコミと左翼(2/8)
  • 井出孫六の松陰批判 – 『幽囚論』と長州閥カルトの政治思想史(2/6)
  • 日韓基本条約の歴史認識 – 95年の岩波主催・日韓シンポジウム(2/4)

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2019年1月配信分
  • 三一節の日本のマスコミ報道を懸念する – 「価値観」と政治意識(1/31)
  • 天木直人氏との対談動画 – 1月29日(1/30)
  • 安倍晋三氏氏の支持率を高めるマスコミの韓国叩きと嫌韓過熱世論(1/28)
  • 1/25号の配信は1/26以降になります。(1/25)
  • 国後・択捉の割譲は容認できない – 日ソ共同宣言は無謬のドグマなのか(1/23)
  • ICJで日本は勝てるのか – ILO勧告、国連人権理事会、村山談話(1/21)
  • 文在寅は反日なのか – 日本マスコミの文在寅への誹謗中傷の嵐(1/18)
  • 徴用工問題のヒステリー – 嫌韓ショービニズムで染まった(1/16)
  • 【動画】天木直人氏との新春対談(1/11)
  • 2019年の朝鮮半島と米中新冷戦 – アメリカは常に『敵』を求めている(1/9)
  • リベラルからソシアルへ – 2019年、時代の底流(1/7)

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2018年12月配信分
  • 皇室の言論の自由 – 天皇誕生日の会見は新しい時代への布石(12/25)
  • 新防衛大綱 – 「統合作戦室」の出所は第4次アーミテージ・レポート(12/21)
  • 新防衛大綱と対中戦争 – いつの間にか軍事大国になっていた日本(12/19)
  • 辺野古の土砂投入 – 面妖で不自然なNHK-NW9の「街の声」(12/17)
  • 天木直人氏との対談 12月13日(12/14)
  • フランスにおける階級闘争の勝利 – 国民的争議で最賃月20万円(12/12)
  • 何を守りたいのだろう – 「多文化共生」の美名の下で進める新自由主義(12/10)
  • 人手不足は日本人で補え – 「君たちはどう生きるか」プロジェクトの提案(12/7)
  • AIがホワイトカラーの労働をリプレイスする – その意味を考える(12/5)

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2018年11月配信分
  • 正規・非正規・外国人の三階層の固定化 – 労働法制が解体された2018年(11/30)
  • ゴーン逮捕で移民法スピンに成功 – 日本をカースト構造にする移民政策(11/26)
  • 四島返還を不毛なナショナリズムだと貶める山口二郎の売国言説(11/21)
  • 孫崎享の『日本の国境問題』と東郷和彦の『日本の領土問題』を読む(11/19)
  • 二島返還で手打ちの暴挙 – 自画像の損壊、戦後日本の外交の否定(11/17)
  • 人手不足への対策案 – 200万人の引きこもりの再生とAIの活用を(11/14)
  • 入管法改正に反対する – 移民政策を美化・宣伝しすぎるマスコミ(11/13)
  • 11月11日、天木直人氏との対談(11/12)
  • オカシオコルテスは希望だ – 台頭する米国社会主義のシンボル(11/9)
  • トランプの独裁権力強化となった中間選挙 – トランプ主義の米国(11/7)
  • 『そろそろ左派は<経済>を語ろう』 – ブレイディみかこの序文(11/2)

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2018年10月配信分
  • マルクスと日本人 – 『きけ わだつみのこえ』と『君たちはどう生きるか』(10/29)
  • マルクスと日本人 – 世界一の右翼大国、世界一のマルクス大国(10/24)
  • マルクス生誕200年 – 世界での社会主義の意識調査結果と日本(10/22)
  • 天木塾で憲法9条について講演(10/19)
  • NHK「マネー・ワールド」第3回 – ミャンマーの農村金融禍に絶句(10/17)
  • 米国経済のディレンマ – 株暴落を導く高金利と中国制裁の二政策(10/12)
  • ペンス・ドクトリン – 同盟国日本への対中国経済制裁協調の押しつけ(10/10)
  • 玉城デニーはDCに飛べ、間髪を置かず自己決定外交に打って出よ(10/5)
  • 改憲シフトの党人事と安倍改憲の情勢 – 煽るマスコミ、醒める公明党(10/3)

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世に倦む日日』(2019年4月5日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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