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通院だけでも給付金がもらえる…だれもが求める保険商品の裏に隠されたワナにご注意=釜口博

昨今の医療の進歩により、入院日数の短期化や通院のみで済む治療が増えています。今回は『通院や短期入院に対応する医療保険が人気化』についてお伝えします。(『生命保険の豆知識と知らないと損するかものお話』釜口博)

通院や短期入院に対応する医療保険が人気化

ユーザーのニーズに沿った商品が続々登場しているが…

平均入院日数の短期化は、近年著しく進んでいます。平成29年の一般病床の平均入院日数は16.2日。平成19年が19.0日であり、10年間で3日ほど短くなってきています。

また、入院なしの通院のみで、薬剤投与を受ける治療も増えてきています

民間の医療保険は、入院日数分の日額給付タイプがほとんどであり、入院の短期化により給付される金額が少なかったり、また通院のみであれば給付自体が受けられないというケースが多くなってきています

そこで、保険会社も入院一時金が出るタイプや、一定の薬剤治療に対して、通院のみでも給付が受けられるタイプの医療保険を発売し顧客ニーズに答えようと躍起になっています。

例えば、三井住友海上あいおい生命の「&LIFE 新医療保険Aプレミアム」は、日帰り入院でも5日分の給付金を受け取ることができ、特則を付加すれば、それを10日にすることも可能。

また日本生命が4月に発売した「入院総合保険 NEW in 1」では、入院1日目から30万円の一時金が支払われます

そして、5月に発売開始したメディケア生命「メディフィットEX」は、9つの特定疾病に対しての通院による薬剤治療に対して給付金を支払うという内容。

抗がん剤など、対象となる1,400品目の薬剤を受けた月には月々10万円や5万円の給付を受け取ることができます。

ただ、これらの医療保険は従来の「日額給付型の医療保険」に比べて、保険料が割高になっています。

また、高額療養費制度などの公的医療保険の保障を考えれば、一定以上の貯蓄がある場合は、民間の医療保険に加入しないということも選択肢になります。

保険会社から新しく発売される商品は、できるだけ給付金を受取りやすくする設定に偏ってきている傾向が顕著。

「給付金が受取りやすい=保険料アップ」という法則が絶対的に存在します。

保険会社や保険募集人が発する聞こえの良いキャッチコピーやトークに惑わされないようにしていただきたいと思います。

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生命保険の豆知識と知らないと損するかものお話』(2019年7月3日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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