fbpx

実は上がってる米国物価、対中追加関税分を負担するのは米国消費者という事実=高梨彰

価格は同じでも量が減って物価は上昇中

トランプの減税・財政支出拡大も、MMTも、世界的な金融緩和も、すべて「低インフレの呪縛」がもたらしたものです。

しかも、実際には足元の物価は上がっています。例え価格は変わらなくても牛乳の容量は減り、豆腐に使われる大豆の量が減った商品もあるとか。

「低インフレの呪縛」が解けるのは、インフレ率上昇だけです。その兆しを図らずも低インフレを逆手に取るトランプ大統領が示してくれた格好です。

そんなことを思いめぐらすと、昨日のトランプ政権お約束の「相場操縦」、やっぱり胡散臭さが漂います。アルゴ勢のショートカバーと割り切った方が良さそうです。

<今回のまとめ>

・対中追加関税先送りに関し、トランプ大統領「クリスマス心配だし」
・関税が米消費者の負担となっていることを認めた形
・米CPIもコアが2ヶ月続けて前月比+0.3%、「低インフレ」ではありません

続きはご購読ください。初月無料です

【関連】日銀の超低金利・人工値付け相場でとうとう証券会社が総潰れ寸前の事態に=今市太郎

<初月無料購読ですぐ読める! 8月配信済みバックナンバー>

※2019年8月中に初月無料の定期購読手続きを完了すると、以下の号がすぐに届きます。

2019年8月配信分
  • 「低インフレの呪縛」(8/14)
  • 「ディールならトランプでしょ」への不安(8/13)
  • トランプのFed批判、米中交渉難航の写し絵(8/9)
  • トンネルを抜けると、荒れ相場だった(8/8)
  • ドル円は米2年債、日韓関係は英語ニュースの頻度(8/7)
  • 「過度な変動や無秩序な動き」には未だ遠い(8/6)
  • 株の自律反発を促すデータはあるものの(8/5)
  • トランプの「利下げ」(8/2)
  • 「がっかり」だけど(8/1)

いますぐ初月無料購読!

image by:Kristi Blokhin / Shutterstock.com

※本記事は有料メルマガ『高梨彰『しん・古今東西』』2019年8月14日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

【関連】韓国経済は崖っぷち。始まった世界同時不況で日本に頼れず「ウォン孤児」に落ちる=勝又壽良

【関連】韓国、無年金者が54.1%の衝撃。文在寅政権の反日と税金ばら撒きで自滅していく=勝又壽良

【関連】最低賃金、全国平均901円へ。上げても埋まらぬ「日本の格差」は大きく7つある=鈴木傾城

1 2

高梨彰『しん・古今東西』』(2019年8月14日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

初月無料お試し購読OK!有料メルマガ好評配信中

高梨彰『しん・古今東西』

[月額880円(税込) 毎週月・火・水・木・金曜日(祝祭日・年末年始を除く)]
チーフストラテジストとして、年200回ほど発行していたメルマガ『古今東西』が、『しん・古今東西』としてここにリニューアル。株・債券・為替などの金融市場全般から、マクロ経済、市場心理など、「これ何?」なことを徒然なるままにお伝えします。四方山話も合わせ気軽に読めて、しかも相場を「自分で判断出来る」ようになるメルマガです。是非一度お試し下さい。

いま読まれてます

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

MONEY VOICEの最新情報をお届けします。

この記事が気に入ったらXでMONEY VOICEをフォロー