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韓国だけが苦悩するGSOMIA破棄、米韓同盟解消の危機に国内からも文政権批判が噴出=勝又壽良

自作自演の「GSOMIA破棄劇」は不発に終わった

韓国にとっては、自作自演の「GSOMIA破棄劇」である。

GSOMIAが失効する11月22日まで後2ヶ月間、冷静に考え直す最後の時間が与えられる。

文政権は、任期5年のほぼ中間点に差し掛かっている。民族主義に基づく「自尊心」によって、国家存続の安全保障政策を歪める危険性を改めて問い直すべきなのだ。

文政権は5年間で終わるが、韓国の歴史は続く。韓国経済の将来性がにわかに怪しくなってきた現在、安全保障政策で日米韓が協調するメリットを考えることだ。

仮に、中国陣営に馳せ参じたいとしても、国民の賛同がなければ不可能である。

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2019年9月配信分
  • 韓国、GSOMIA破棄の大博打で失敗、日米は動かず11月22日失効前に苦悩(9/19)
  • 韓国景気は長期停滞、来春総選挙で与党敗北し文氏のレームダック(9/12)
  • 長期停滞覚悟の中国、貿易戦争の影でバブル後遺症整理に着手(9/9)
  • 日韓・米韓でヒビ割れの韓国外交、デフレ突入で労組もストなしと「全土緊張」(9/5)
  • 文在寅の内憂外患 側近スキャンダルと日韓危機で経済不安が深刻(9/2)

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image by:duma.gov.ru at Wikimedia Commons [CC BY-SA 4.0], via Wikimedia Commons

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勝又壽良の経済時評』(2019年9月19日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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勝又壽良の経済時評

[月額864円(税込)/月 毎週木曜日(年末年始を除く)予定]
経済記者30年と大学教授17年の経験を生かして、内外の経済問題について取り上げる。2010年からブログを毎日、書き続けてきた。この間、著書も数冊出版している。今後も、この姿勢を続ける。

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