(3)「三空」――飛び上げ、叩き込みは相場の節目!
「三空」とは、連続して3回空(窓)を開けるもの。上げ相場においては「三空飛び上げに売り向かえ」と言って売りのシグナルとなり、下げ相場においては「三空叩き込みには買い向かえ」と言って(叩き込み=下げ相場の三度目の空の後を言い買い方の総投げ、売り方の売り崩しが起きる事が多い)大底を形成することが多いとされます。
「空(=窓)」とは前日の線と当日の線が全く重ならない場合、その重ならない部分を「空」とか「窓」と呼びます。新値とか保ち合い放れ(動きの少ない状態からどちらかに大きく動き出すとき)のときは、「放れにつけ」といい、「空」を開けた方向に動きやすいとされます。保ち合いの中では「窓埋め」(いったん空けた「空」のところで活発に売買すること)といい、元の値段まで動くことが多いとされ、相場の変化の「節」と考えられています。
その節となる「空」が3つ続けて出現したものとして「三空」というのは重要視されます。
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