資産運用は生き抜くための必須スキル
そしてもちろん、投資も不可欠です。
現役世代のうちに株式の配当や不動産所得を得る仕組みを作っていれば、自分年金として老後の生活費の足しにすることができます。
株式なら1億円の資産があれば5%の配当で400万円(税引後)の年収ですから、ひとまず生活には困らないでしょう。
株式や不動産は、インフレにも強い資産です。株式の裏付けとなる企業は、インフレになれば商品・サービスの価格を上げることができますし、不動産価格や家賃も上昇します。
同じ金額を現金(預金)で持っていたら、インフレで実質目減りしてしまい、いざという時の対策としては貧弱なものになってしまいます。
以上のようなことがあるからこそ、私は若い人ほど、現役世代のうちに投資を学んで欲しいと思うのです。これは「好きな人がやる」という従来の投資ではなく、もはや生き抜くための必須スキルだと思います。
一部内容が重複しますが、以下の動画もぜひご覧ください。リターン以前の問題として、投資することは生活防衛のために重要なのです。
※上記は企業業績等一般的な情報提供を目的とするものであり、金融商品への投資や金融サービスの購入を勧誘するものではありません。上記に基づく行動により発生したいかなる損失についても、当社は一切の責任を負いかねます。内容には正確性を期しておりますが、それを保証するものではありませんので、取扱いには十分留意してください。
『バリュー株投資家の見方|つばめ投資顧問』(2020年1月26日号)より
※太字はMONEY VOICE編集部による
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【毎日少し賢くなる投資情報】長期投資の王道であるバリュー株投資家の視点から、ニュースの解説や銘柄分析、投資情報を発信します。<筆者紹介>栫井駿介(かこいしゅんすけ)。東京大学経済学部卒業、海外MBA修了。大手証券会社に勤務した後、つばめ投資顧問を設立。