22日発売の総合エンターテインメント誌『JUNON(ジュノン)』4月号に、元SMAPの稲垣吾郎が登場する。3月号には草彅剛が載っていることで、「新しい地図」のファンから歓喜の声が上がっている。
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2月22日(土)発売『JUNON』4月号に稲垣吾郎が登場します!https://t.co/Q6iA1V3Nff#新しい地図#atarashiichizu#稲垣吾郎#GoroInagaki pic.twitter.com/A34uJthxZX— 新しい地図 (@atarashiichizu) February 19, 2020
『JUNON』といえば、同誌が主催する美男子コンテスト「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」が有名だ。菅田将暉や三浦翔平、小池徹平、武田真治、ディーン・フジオカ、伊藤英明、溝端淳平など、そうそうたる人気俳優を輩出し、「イケメン俳優の登竜門」としても知られている。
しかし、『ポポロ』(麻布台出版社)、『Myojo』(集英社)、『WINK-UP』(ワニブックス)、『POTATO』(GAKKEN PUBLISHING)など、その他のアイドル誌と異なるのは、ジャニーズ事務所のアイドルが一切出演していないことである。
JUNONにはジャニーズのグループが出てない、超特急ってジャニーズだと思ってた。ジャニーズ以外にもイケメンな男の子って沢山いるんだと目から鱗です。
— アボカド (@kinochian) February 23, 2018
この背景には、ある理由が存在する。『JUNON』の発行元である主婦と生活社とジャニーズ事務所との間に深い“確執”があったからだ。
主婦と生活社は、『JUNON』や『LEON』、『ar』といった定期誌のほか、ライフスタイルムックなどを多く刊行する創業1946年の老舗出版社だが、女性週刊誌『週刊女性』が会社の基軸を担っている。
その『週刊女性』の記事をめぐり、過去にジャニーズ事務所と一悶着があったのだ。そもそも彼らをヨイショするアイドル誌と、彼らを追いかけ秘密を暴く週刊誌を同じ出版社が出していることも業界内で稀なことだが、所属タレントのスクープで事務所の怒りを買ってしまったがために、その後『JUNON』をはじめ主婦と生活社の媒体は、ジャニタレ絡みの取材ができなくなっていた。
そんなこと主婦と生活社も。
JUNONはジュノンボーイや他社男性アイドル、週刊女性がジャニーズのゴシップを取り上げるからかジャニーズ事務所所属がある日突然連載中止。かなり昔の出来事。
辞めてから元SMAP3人が誌面に載ってるのを見て、改めてJUNON が負けない雑誌で良かったと思う。— すみ (@norikosumiyasu) July 18, 2019
すでに他誌も報じていた話だし、確実なウラも取れていた。ところが、これに激怒したジャニーズが同じ主婦と生活社のアイドル誌『JUNON』に、『以後、取材に協力しない』と圧力をかけてきたんです。
— ジョージ・マクフライ (@anago80) April 5, 2010
そんな経緯があって、「新しい地図」のメンバー3人はSMAP時代に『JUNON』には出ていない。しかし、“捨てる神あれば拾う神あり”である。ジャニーズ事務所を退職したことで、主婦と生活社の媒体に出られるようになったのだ。
3人は天敵だった『週刊女性』や、毎年年末に発売される『新春すてきな奥さん』で表紙を飾るなど、SMAP時代と遜色がないほど露出を増やしている。ちなみに「新しい地図」公式ホームページの「雑誌・新聞」スケジュールには、ジャニーズ御用達の出版社が発行する雑誌は一つも載っていない。未だ助大事務所への忖度が働いていることをうかがわせる。
また「拾う神」は、主婦と生活社側にも舞い降りていたようだ。『新春すてきな奥さん』に予約が殺到し、発売前に増刷している。臨時増刊号が発売前に増刷されるのは、同社初だったとのことだ。3人が表紙を飾っているコンデナスト・ジャパンが発行している雑誌『GQ』も即完売し、重版がかかったというのだから、「新しい地図」人気で売り上げが上がっていることは間違いないだろう。
需要十分ありますね
発売前から重版
しかも2年連続😆<稲垣&草なぎ&香取>表紙飾った「新春すてきな奥さん」が2年連続重版 発売前の増刷「業界でも異例」(毎日キレイ) – Yahoo!ニュース https://t.co/gGxg7N13Pj
— じゅんじゅんさん (@jun244nikoniko) November 25, 2019
たまにコラム書かせてもらってる『GQ JAPAN』、即完売した1月・2月合併号の重版が決定したそう。雑誌って、売り切れても滅多に重版かけることないから、よっぽどのことだったということ。表紙3人の影響力がすごかった。12/16追加発売。#稲垣吾郎 #草彅剛 #香取慎吾 #新しい地図 pic.twitter.com/ujC2IDVBOD
— 梅津有希子 (@y_umetsu) November 30, 2017
思わぬところで利害が一致した「新しい地図」と老舗出版社。両者がWIN-WINな関係になることなど、数年前には誰もが考えていなかっただろう。人生には何が起きるかわからない。
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source: 「新しい地図」公式ホームページ
image by:PR TIMES