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まもなくコロナ倒産ラッシュへ。それでも「景気は緩やかに回復」と言い続ける安倍政権=鈴木傾城

「この政府は駄目だ」と思う人が増えても仕方がない

そんなことは政府も分かっているはずだと私たちは思うかも知れない。しかし、政府は本当に分かっているのだろうか。2020年2月20日に2月の月例経済報告で政府はどのような判断をしたのか。

『景気は緩やかに回復しているとの判断を維持した』と報告されている。

呆れ果てて、開いた口が塞がらない。目の前に経済悪化が迫っているこの状況の中にあっても、「景気は緩やかに回復している」というのだから、「もうこの政府は駄目だ」と思う人が増えても仕方がない。

「安倍政権は頭がどうかしているのではないか?」と疑ってしまうほどのレベルにまで劣化してしまっている。

政府はもうアテにならないことが私たちにも見えてきた

「消費税を引き上げたら日本経済は縮小してしまう」という事実を分かっていながら安倍政権はそれを強行した。そして案の定、GDP速報値でマイナス6.3%という馬鹿げた結果を引き起こした。

さらに中国で新型コロナウイルスという危険な伝染病が広がっているというのに中国に忖度して断固とした入国禁止をしないで感染者を日本で広げ、日本各地を大混乱に落とし入れた。

にも関わらず、景気の判断は『緩やかに回復している』と言い張る。これが今の政府なのである。

政府はもうアテにならないことが私たちにも見えてきた。安倍内閣の支持率は2月24日の報道によると、「支持36.2%、不支持46.7%」となって、1年7カ月ぶり不支持が支持を上回るという結果になっている。

日本政府の失策によって、企業も消費税と新型コロナウイルスの問題で苦境に落ちていく。日本経済が大ダメージを食らったら、リストラや非正規雇用者の削減も必ず起きる。

そうなれば、食べて行けなくなって借金をしたり、犯罪の誘惑に駆られたりする人も続出する。生活に窮すれば、誰でも自暴自棄になっていく。このまま推移したら、必ずそのようになってしまうのである。

もう誰も私たちを守ってくれない。国も、企業も、家族も、セーフティーネットにならない。これから私たちが生き残るには、「今まで以上に注意して生きる」ことがより重要になるのは言うまでもない。

自分の生活を自分で守らなければならない。

Next: 今の状態が続けば、間違いなく景気が悪化する

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