試される政府の本気度
そうであれば、早い時期に感染者を識別し、早期に「アビガン」を投与して皆治癒してしまえば、オリンピックに間に合うかもしれません。
IOCにしても、お金がかかっているので、簡単には延期も中止もしたくないはずです。日本にはぎりぎりまで「医療対応」によってこの不安危機を克服するチャンスがあります。
しかし、総理会見もドタバタの中で急遽開かれた感が否めません。衆議院を通過した20年度予算には新型ウイルス対策費は1円も計上されていません。そしてウイルス検査の基準として、37.5度以上の熱が4日以上続いた場合、などの基準がいまだに利用されています。
不安な人には身近な医療機関で検査を受けられる体制を急ぐべきです。この1週間で政府の本気度が試されます。
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2020年3月配信分
- 判断を誤った新型コロナウイルス対策(3/2)
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※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
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金融・為替市場で40年近いエコノミスト経歴を持つ著者が、日々経済問題と取り組んでいる方々のために、ホットな話題を「あらかると」の形でとりあげます。新聞やTVが取り上げない裏話にもご期待ください。