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若者こそ知るべき日本会議と菅内閣の関係。彼らは自分の敵か味方か?=原彰宏

政治は私たちの未来を作る、政治家を選ぶのは私たち

政治は、私たちの未来を作ります。政治家の仕事は法律を作ることです。日本は法治国家ですので法律に従って行動します。法律が、行動の規範となります。

法律を作ることが、国を動かすことになります。法律を作る場所は国会です。内閣ではありません。閣議決定ではありません。

なぜなら、法律は国民のために存在しますので、本来は、法律は国民自ら作るものなのでしょうが、1億2,000万人で話し合うことなどできないので、国民が代表する国会議員が、国民に代わって法律を作るのです。これを「間接民主主義」といいます。

国民に代わって法律を作るところが国会で、内閣はあくまでもその法律を管理運営する場なのです。

「間接民主主義」では各選挙区を代表する代議士(いわゆる国会議員)を選挙で選び、その代議士にその地区全員の意思を託すわけです。従って代議士(国会議員)は、私的な事情で行動してはいけません。だから代議士(国会議員)を選ぶときは、顔で選んではいけないのです。性別も関係はありません(多少はあるかな)。人柄だけで選ぶと、あとでとんでもないことになります。その人の考え方、国家観が大事になってくるのです。

政治家は法律を作るのが仕事です。その法律を作る際に、政治家の倫理を定めたのが憲法です。憲法は国民に向けてではなく、法律を作る政治家に向けて、政治家が暴走しないように指導し監視しているものなのです。

平安時代、摂関政治により天皇家はお飾りとなり、実質藤原家が国の中枢を掌握していきました。ところが国民のこころは藤原摂関政治から離れていきました。汚職、横領、私物化等々、法律を作る側の人間が法律を守らなくなっていったのです。国家の崩壊です。

平安末期、藤原家に変わって平家が政を担うようになりました。その平清盛政権末期、世の中に「赤禿(かむろ)」を放って平家の悪口を言うものを根絶やしにしました。“チクリ”の横行で、同調圧力によりお互いが監視し合う社会となったのです。政権にたてつく者はことごとく殺されました。これが平家滅亡の始まりでした。

「保守」とは、歴史に学ぶ、過去を重んじるものだと勉強しました。今の世の中を「保守」の人たちは、どう見ているのでしょうか。

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本記事は『マネーボイス』のための書き下ろしです(2020年10月27日)
※タイトル、本文見出しはMONEY VOICE編集部による

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