人民元と暗号通貨の利害は一致している
中国とロシアが、西側諸国から北朝鮮の主権を守ろうとしている本当の理由は、ユーラシアを横断する新しい通貨システムの構築を進めているからです。
ヨーロッパ諸国や、かつてワルシャワ条約機構に加わっていたロシアの同盟国は、密かに脱ドル化政策を進めてきました。
連邦準備制度が発足以来、輪転機を回し続けてきたため、あまりにもドルが希釈され過ぎたことから、準備通貨としてドルを保有しておくこと自体がリスクとなっているからです。
つまり、欧州を含む、かつての東側諸国のどの国も、「ドルは、いつ暴落してもおかしくない」と見ているのです。
そうした情勢の中で、米ドルの代替通貨となるべく国際化を進めてきたのが中国の人民元であり、ここにきてイギリスが暗号通貨(仮想通貨)をめぐる動きを活発化させている背景にも、同様の理由があります――
(続きはご購読ください。初月無料です<残約6,000文字>)
人民元とシティー・オブ・ロンドンは金(ゴールド)に向かう
ゴールドで裏付けられた原油先物が中東の地政学的勢力図を塗り替える!?
日本は死にゆく西洋に別れを告げ、アジア・ユーラシアに向かうべき
※本記事は、『カレイドスコープのメルマガ』 2017年9月7日第222号パート1の一部抜粋です。ご興味を持たれた方はぜひこの機会に今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。本記事で割愛した全文や、本記事のパート2(ユーラシアの新通貨制度、ビットコインや他アルトコインの将来について)もすぐ読めます。
<初月無料購読で今すぐ読める! 9月のバックナンバー>
・脱ドル化本格始動-ユーラシア新通貨システムによる世界秩序(その2)(9/10)
・脱ドル化本格始動-ユーラシア新通貨システムによる世界秩序(その1)(9/7)
<こちらも必読!月単位で購入できる人気バックナンバー>
・崩壊せまる株式市場と逆相関の金(ゴールド)市場と仮想通貨市場(8/31)
・米中露を巻き込む暗号通貨戦争と金本位を基盤とした新通貨制度(その2)(8/26)
・米中露を巻き込む暗号通貨戦争と金本位を基盤とした新通貨制度(その1)(8/24)
・FRBの利上げが仮想通貨への資金流入を加速させる(その2)(8/19)
・FRBの利上げが仮想通貨への資金流入を加速させる(その1)(8/17)
・10月2日、COMSAのICOトークンは、日本の企業にとって資金調達の黎明となる(8/10)
・ジム・ロジャーズの警告「ソロスのキャッシュ撲滅宣言は超監視社会の訪れを早める」その2(8/4)
・ジム・ロジャーズの警告「ソロスのキャッシュ撲滅宣言は超監視社会の訪れを早める」その1(8/3)
・8月1日のハードフォーク後に分裂するビットコインとICOの未来(7/27)
・8月1日以降のハードフォーク分裂危機!ビットコインとイーサリアムの違いは その2(7/21)
・8月1日以降のハードフォーク分裂危機!ビットコインとイーサリアムの違いは(7/20)
・火星への大量移住計画と避けられない地球の氷河期突入(7/13)
・ロックフェラーのID2020「バイオメトリクス」は、ビッグブラザーを具現化する(7/6)
・制御できない政府から身を守る最善の方法(6/29)
・プーチンがイーサリアムへの支援を表明した~それは西側の中央銀行への挑戦(6/22)
・すでに始まっている欧州の金融危機とジム・ロジャーズの最悪の警告(6/15)
・地下経済に流れ込む闇の金(ゴールド)と忍び足で近づく金融崩壊(その2)(6/10)
・地下経済に流れ込む闇の金(ゴールド)と忍び足で近づく金融崩壊(その1)(6/8)
・「金(ゴールド)が銀(シルバー)を買っておけ」と言っている(その2)(6/1)
※8月以前に配信された記事を読むには、9月分すべて無料の定期購読手続きを完了後、ご希望の配信月分バックナンバーをお求めください。
『「カレイドスコープ」のメルマガ』(2017年9月7日第222号パート1より一部抜粋、再構成)
初月無料お試し購読OK!有料メルマガ好評配信中
『カレイドスコープ』のメルマガ
[月額770円(税込) 毎週木曜日(祝祭日・年末年始を除く)]
『カレイドスコープ』は、よく「目から鱗」と言われます。国内外の確かな情報を、いくつも紡いで面にしたときに、初めて世界で起こっている事象の深層に迫ることができます。今こそ、ご自分のアングルと視座をしっかり持って、視界ゼロメートルの霧の中から脱出してください。