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豪ドル週間見通し:底堅い展開か、豪準備銀行は追加利上げの公算

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■下落、景気減速懸念による豪ドル売り強まる

今週の豪ドル・円は下落。日本銀行が2月の国債買い入れ予定を据え置きとしたことを受けて、円売りが先行したが、12月小売売上高が市場予想を下回ったことや米雇用統計の改善を受けて豪ドル売り・米ドル買いが活発となった。この影響で豪ドル・円は一時90円台半ば近辺まで下落する場面があった。取引レンジ:90円45銭-92円66銭。

■底堅い展開か、豪準備銀行は追加利上げの公算

来週の豪ドル・円は底堅い展開か。豪準備銀行(中央銀行)の理事会では、政策金利の0.25ポイント引き上げが予想され、今後のインフレ加速への警戒や、利上げ継続方針などが引き続き表明される可能性がある。物価や成長、雇用などの見通しが示されるなかで、それらの前提となる政策金利水準に変更はあるのかどうか、注目される。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・7日:豪準備銀行が政策金利発表(0.25ポイント引き上げ予想)
・7日:12月貿易収支(11月:+132.01億豪ドル)
・10日:豪準備銀行四半期金融政策報告

予想レンジ:89円50銭-92円50銭


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