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大阪金概況:下落、円高・ドル安で割高感意識するも下値の堅い展開

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大阪取引所金標準先物 23年12月限・日中取引終値:7908円(前日日中取引終値↓47円)

・推移レンジ:高値7912円-安値7874円

8日の大阪取引所金標準先物(期先:23年12月限)は下落した。外為市場で朝方一時1ドル=130円80銭台と昨日15時頃に比べ1円40銭ほど円高・ドル安に振れたことから、円建てで取引される金先物の割高感が意識された。一方、注目された昨日のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長のインタビューが警戒していたほどタカ派色が強くないと受け止められ、今後、金市場への資金流入が細るとの警戒感が後退し、下値では押し目買いも見られた。こうした動きや心理を映し、今日の金先物は売り優勢の展開だが、朝方に安値をつけた後は下値の堅い展開となった。

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