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【展望】方向感に乏しいものの、雲を抜け上に行きたがっている日経平均=清水洋介

今週は先週のもたつきの反動もあり堅調な展開が期待されます。売り物が少ないという雰囲気になって財政出動期待も高まり、為替も円安となれば戻りを試す動きになるでしょう。(清水洋介の株式相場展望 -週報-

今週の株価展望~各市場テクニカル分析と予想レンジ(5/22)

相場見通し

米国市場

先週の米国市場は金融当局高官の利上げに言及する動きなどもあって冴えない展開になりました。

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ハイテク銘柄の一角など売られすぎたものが買い直される動きもあり、底堅さは見られたのですが、利上げの影響を懸念して手仕舞い売りを急ぐ動きもあり総じて軟調となりました。

原油価格など商品相場が落ち着いていることもあって、一気に大きく下げるということでもなかったのですが、買い手掛かりもなく冴えない展開となりました。

今週の米国市場は引き続き利上げ懸念などが取りざたされて冴えない展開となりそうです。ドル高を嫌気して主力銘柄なども調整感が強まりそうです。

ただ、利上げが取りざたされるということはそれだけ足元の景況感が良いということであり、新興国などへの影響も少ないとみられるのですから、世界的な景気鈍化懸念が薄れているということであり、全体に売り一巡感が出て底堅さは見られそうです。

今週は火曜日に新築住宅販売が発表され、水曜日早朝には半導体製造BBレシオ、そして夜にはFHFA住宅価格指数が発表になり、木曜日は耐久財受注や新規失業保険申請件数、NAR仮契約住宅販売指数が発表され、週末金曜日にはGDP(国内総生産)改定値が発表になります。

日本市場

先週の日本市場は一週間を通して、指数でみると方向感に乏しい展開となりました。日経平均の安値が月曜日以外は4日間とも16,500円台と特に注目されるイベントもなく、決算発表も出揃って動き難かったということでしょう。

米国市場はもう少し動いたのですが、サミットなどを控えて政策頼みで動き難かったということでしょう。

今週は先週のもたつきの反動もあって堅調な展開が期待されます。売り物が少ないという雰囲気になって、財政出動期待も高まり、為替も円安となれば戻りを試す動きになるのでしょう。

積極的に買い上がるだけの材料はなさそうですが、為替次第では、今度は円安を素直に好感することになるのでしょうし、売られすぎ輸出関連株などの反発も期待され、指数も上値を試すことになりそうです。

今週は月曜日に貿易収支や全産業活動指数、景気動向指数にスーパー売上高が発表され、木曜日に企業サービス価格指数、金曜日には消費者物価指数(CPI)や貿易収支が発表されます。

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