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【市場反応】米2月コアPCE価格指数が予想外に鈍化、ドル反落

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米国商務省が発表した2月個人所得は前月比+0.3%と、1月+0.6%から伸びが鈍化したが予想は上回った。同月個人消費支出(PCE)も前月比+0.2%と、1月+2.0%から伸びが鈍化した。

米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として注目のコアPCE価格指数は前年比+4.6%と、予想外に1月+4.7%から伸びが鈍化し21年10月来で最低の伸びとなった。

FRBの利上げ停止が近いとの見方に金利が低下。米2年債利回り4.079%まで低下した。ドル売りが優勢となった。ドル・円は133円28銭から132円75銭まで下落。ユーロ・ドルは1.0870ドルから1.0895ドルまで上昇した。

【経済指標】
・米・2月PCE価格指数:前年比+5.0%(予想:+5.1%、1月:+5.3%←+5.4%)
・米・2月コアPCE価格指数:前年比+4.6%(予想:+4.7%、1月:+4.7%)
・米・2月個人所得:前月比+0.3%(予想:+0.2%、1月:+0.6%)
・米・2月個人消費支出(PCE):前月比+0.2%(予想:+0.3%、1月:+2.0%←+1.8%)

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