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英ポンド週間見通し:下げ渋りか、英中銀は金融引き締め策を堅持する方針

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■弱含み、英経済活動は来年も抑制される可能性

今週のポンド・円は弱含み。一部メディアを通じて英中央銀行のベイリー総裁は「今は利下げを協議できる段階ではない」との見方を伝えたことから、リスク選好的なポンド買い・円売りが一時優勢となった。しかしながら、英国の経済活動は来年も抑制される可能性は高いことから、リスク選好的なポンド買い・米ドル売りは一服。さらに、米ドル・円相場が円高方向に振れたことから、週後半はリスク回避的なポンド売り・円買いが優勢となった。取引レンジ:186円20銭-188円53銭。

■下げ渋りか、英中銀は金融引き締め策を堅持する方針

来週のポンド・円は下げ渋りか。英国の消費者物価指数(CPI)は低下傾向にあるが、英中央銀行は金融引き締めの方針を堅持し、利下げ観測に否定的で、ポンド売りは一服するとみられる。一方、英国経済の先行き不透明感からポンドは引き続き軟調地合いが見込まれる半面、経済指標が堅調なら過度な下げを抑制しよう。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・特になし

予想レンジ:185円00銭-188円00銭

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