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日経VI:上昇、株価下落で警戒感広がる

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日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は7日、前日比+0.16(上昇率0.88%)の18.38と上昇した。なお、高値は18.82、安値は17.70。昨日の米株式市場で主要指数が下落した流れを引き継ぎ、今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落して始まった。日経225先物は昨日、670円の大幅上昇となっており、朝方は、今日の株価下落は適度な調整との見方から、市場心理が悪化することはなく、日経VIは昨日の水準を下回って推移した。しかし、取引開始後も日経225先物は下げ幅を広げ、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが次第に広がり、日経VIは上昇に転じた後、午後は上昇幅を広げる場面があった。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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