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米国株見通し:伸び悩みか、経済指標にらみ買い後退も

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(13時30分現在)

S&P500先物      5,076.50(-3.75)
ナスダック100先物  17,950.25(-26.75)

米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は25ドル安。長期金利は底堅く、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ

26日の主要3指数は軟調。序盤のプラスを維持できずナスダックは続落、S&Pは4日ぶり反落、ダウも4日ぶりのマイナスとなる62ドル安の39069ドルで取引を終えた。連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め的な政策方針の継続が見込まれるなか、金利高の場面で買いは後退。足元の強気相場により、利益確定や持ち高調整の売りが相場を圧迫した。特に、人工知能(AI)開発競争で注目されたハイテクが売られ、指数を下押しした。

本日は伸び悩みか。FRBによる政策金利引き下げの時期は後ずれしているとはいえ、年後半の利下げ期待は根強い。引き続き長期金利の上昇が抑制されればハイテクのほか出遅れ感のある主力株が選好され、相場を押し上げる原動力になる。一方、今晩発表の経済指標で耐久財受注は低調、消費者信頼感指数は横ばいが予想されている。想定よりも弱い内容となればソフトランディングの観測はいったん収束し、買いは抑制されるだろう。

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