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誰でも分かる「アベノミクスの悲しい正体」再来年春がタイムリミットに=持田太市

安倍総理は2015年9月に「新3本の矢」を掲げたが…

ちなみに、2015年9月に安倍総理は「新3本の矢」を掲げました。これは、知らない人が多いかもしれないですね。

(4)希望を生み出す強い経済
(5)夢を紡ぐ子育て支援
(6)安心につながる社会保障

こういう内容でしたが、見てわかるように、最初の矢と比べるとそれこそ異次元といいますか、抽象論(具体的な方法がよくわからず、イメージできない)に過ぎなくなったわけです。だから、あまり注目を集めなかったのでしょう。

一言で説明できる「アベノミクスとは一体何だったのか?」

というわけで、アベノミクスとは一体何だったのか、と問われれば、残念ながら「大胆で異次元な金融緩和を行ったこと」という一言でほとんど説明ができてしまいます。

そして、その金融緩和が現時点において効果が得られなくなっているという事実を持って、これは失敗に終わってしまうのだろうという結論が導かれます。過去をどうこう言っても仕方ないのですが、たぶん2014年4月に行われた「消費増税」が、アベノミクスの間に実施された政策において最大の失敗だったと考えられます。これによってすべてが腰折れしてしまった感があるためです。

それがわかりつつあった2014年10月に、黒田日銀による異次元「追加」緩和を発動しましたが、2015年8月のチャイナショックと2015年12月の米国利上げがあり、2016年には一気にマーケットがダウンしてしまいました。

異次元金融緩和によって円安・株高にもっていき、2015年6月24日に日経平均株価が20,952円をつけてから、今は17,000円まで下がっています。今後、円安にはなりにくい環境があるという報道が多くある中で、2018年4月に黒田日銀総裁の任期が終了しますので、アベノミクスはおそらくこういうタイミングで、評価が決まるのだと感じます。

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週刊「年金ウォッチ」-自分年金作りのためのメルマガ』(2016年10月20日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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