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『VALU』『Timebank』なぜ人気化?個人の市場価値を測る根拠となるもの=梶原真由美

個人の「値決め」はどのようにされている?

VALUやTimebankの発行価格は、どんな基準で決められているのでしょうか?

それは、「Facebook、Twitter、Instagramのアカウントのフォロワー数など」によって決定されているようです。

また、VALUは比較的「上場」が容易な印象ですが、Timebankは時間を発行申請するには「偏差値57以上」という独自基準を設けており、なかなか厳しい印象です。

ちなみに私、梶原は友達358人(笑)のFacebookアカウントで申請してみましたが、偏差値31でお話になりません。同じく当メルマガ執筆陣で、Facebookの友達2,000人の小屋でも、偏差値54で惜しくも届かずでした。小屋はVALUでは申請が通り上場しているので、Timebankの発行基準が厳しいことがうかがます。

なぜSNSアカウントに市場価値があるのか?

なぜ、SNSアカウントには市場価値があるとされているのでしょうか? それは、フォロワーの多いSNSアカウントは、市場に対して「発信力」や「影響力」を持っているからです。かつてそれはマスメディアの特権でしたが、インターネットの普及により、個人の発信力・影響力が飛躍的に高まりました。

一方ではインターネットの普及により、世の中には情報が溢れています。溢れた情報の中から自分にとって正しく、有益な情報だけを掴むことが難しくなっています。そのために人々は、影響力のある人の発信を灯台の灯火のように頼りにしているのではないでしょうか。

モノやサービスを広めたい時に、その影響力は絶大な力を発揮します。広告業界では「Twitterのフォロワー数×〇円」という計算が行われると言われています。

アルファブロガーと呼ばれる人たちは、自身のブログに広告を貼ることで、アフィリエイト収入が月に100万円を超えるといった人も続出しています。

Next: 就職・転職活動もSNSのフォロワー数に左右される時代

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