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安倍総理が「○○」したら気をつけろ?衆院選前後のマーケットを読む=山田健彦

安倍総理と選挙の法則

話を日本のマーケットに戻しますが、小池さんの突然の台頭による政治的な混乱を反映してか、市場全体の危機感を示すボラティリティ指数もやや上昇してきました。

過去、安倍さんが演説中に声高に他党を批判するときというのは、自民党は選挙で負けています。市場は、今回の選挙でもその可能性がやや出てきたと感じているのかもしれません。

ちなみに、9月末の共同通信の世論調査では内閣支持率は40.6%不支持率46.2%となり、前回調査(9月23、24日)から逆転、との報道もでています。

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まず原発銘柄が売りターゲットに

その「希望の党」の現在の公約ですが、今のところ明らかになっているのは、憲法改正、集団自衛権には賛成。一方で、原発は廃止、消費増税反対です。

マーケットではさっそく、原発再稼働にこぎつけたばかりの関西電力<9503>が直近の3日間で7.4%近い大幅な売りを浴びています。

関西電力<9503> 日足(SBI証券提供)

関西電力<9503> 日足(SBI証券提供)

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資産1億円への道』(2017年10月2日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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資産が1億円あるとゆとりある生活が可能と言われていますが、その1億円を目指す方法を株式投資を中心に考えていきます。株式投資以外の不動産投資や発行者が参加したセミナー等で有益な情報と思われるものを随時レポートしていきます。

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