結局、年金制度は継続していくべきなのか?
また、自分が死んだら遺された家族(主に配偶者)の生活保障の為に遺族年金が支払われます(終身で支払われる年金は遺族厚生年金)。こういう所も公的年金の最大の強み。だから公的年金に加入して保険料を支払っているわけです。民間保険がそんな至れり尽くせりやってはくれない。
というわけで、「現役世代が老齢世代を社会的に扶養する」という年金の仕組みをこれからも維持していくことは本当に大切なんですね。
※追記
年金は少ない!とよく言われますが、もともと公的年金は生活費を全てカバーするものではなく、あくまで生活費の一部なんです。とはいえ、今の65歳以上の高齢者世帯の総所得の67%は公的年金が占め、高齢者世帯の55%は所得の全てを公的年金で生活されていらっしゃる現状であり、年金は老後の生活には欠かせないものとなっています。
『年金アドバイザーが教える!楽しく学ぶ公的年金講座』(2016年12月7日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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年金アドバイザーのhirokiと申します!年金は国民全員にとってとても身近なものであるにもかかわらず、なかなかわかりづらくてなんだか難しそうなイメージではありますが、老齢年金・遺族年金・障害年金、その他年金に関する知っておくべき周辺知識をご紹介します!最新情報も随時お届け!※まぐまぐ大賞2016「知識・ノウハウ部門」2位受賞