まとめ
【1】
アインホーンの予想が外れ続けているのはある意味、異常事態である。新しいパラダイムが出てきていることは確かである。
【2】
20世紀型グロース株:成長の罠
21世紀型グロース株:成長の罠の罠
【3】
21世紀型グロース株は国境を超えて、全世界の市場を同時並行で開拓していくため、「成長期」が異常に長い。実際にいつまで高成長が続くかは、現時点では誰にもわからない。
【4】
アインホーンが売りだと明言しているアマゾン、ネットフリックス、テスラのPSRは過去3年間、ほぼ同じ値で推移している。株価だけを見ていると、一直線に上昇していて、一見、割高に見えるが、業績も歩調を合わせながら拡大している。これが21世紀型グロース株の1つの特徴になっていて、事業の拡大というファンダメンタルズ要因が株価を下支えしている。
【5】
アインホーンのように、産業革命中にグロース株に対して「売り」で入るのは超リスキーな行為である。
追伸:これは私の「個人的な意見」です。ただし、アインホーンの投資姿勢そのものはとても素晴らしいと感じます。株式市場では常に「少数派」が勝ちます。だから、周りから笑われるぐらいのことをやっている投資家の方が、後から「大勝利」を手にしている…こういう場面を何度も見てきました。だから、全否定するつもりはありません。むしろ、尊敬しています。
『ウォーレン・バフェットに学ぶ!1分でわかる株式投資~雪ダルマ式に資産が増える52の教え~』(2017年12月17日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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