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【2月米雇用統計】利上げ「年4回」意識も目先上値は限定的、レンジ114.0~116.0円=ゆきママ

想定レートは1ドル=114.00~116.00円!チャンスは限定的

ADP発表後から期待感先行の流れとなっており、本校執筆時点(10日午前11:30時点)のレートが1ドル=115.20円近辺。流石にここから2円も3円も伸びていくという相場はちょっと考え難いですね。

多少行き過ぎ感のある中で、これまでの上値の重さも考慮すると116.00円という節目が1つのピークかと思います。また、今週は底堅く114.00円ラインをわずかに割り込む程度でしたので、多少予想を下回る程度なら底もせいぜいこの近辺になると考えています。なので、想定レートは狭めの1ドル=114.00~116.00円としています。

やはり来週にはトランプ政権の予算教書やFOMCなどを控えていることを考えれば、流れについていきたいと思いつつも決め打ちは難しい状況です。なので、予想並みの結果となった場合は、狭めのレンジで推移する可能性が高そうです。つまり、チャンスはかなり限られているのかなと思います。

というわけで、今回の雇用統計におけるトレード戦略は、チャンスのみトレードするということになります。具体的には、初動は非農業部門雇用者数の数字に引っ張られがちで、賃金の数字を無視する傾向がありますから、ここにギャップがあればということです。

例えば、非農業部門雇用者数が事前予想値の+20.0万人を下回り、賃金上昇率が+0.3%という予想値を上回るパターンなどです。この場合、初動は雇用者数の数字を受けてドル売りに傾くでしょうが、その後は徐々に賃金に目が向いて再評価されてドル買いになります。

ここ最近はこの逆、雇用者数が予想を上回り、賃金上昇率が予想を下回って結局は下方向といったパターンも含めて、初動の動きが騙しのようになることが非常に多いですから、こういったチャンスがあれば狙っていきたいところでしょう。

とはいえ、押し目と戻り売りのどちらかといえば、やはり押し目の方を丁寧に拾った方が良いのではないかと思います。先ほども書いたように、バイアスとしては上方向にありますからね。

このように今回の雇用統計は雇用者数が予想を下回って、賃金上昇率が予想を上回るというような限られたシチュエーションでしか、わかりやすいトレード機会はなさそうです。まずは無理せずということを念頭に置きつつ、慎重に参加して頂ければと思います。

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本記事は『マネーボイス』のための書き下ろしです(2017年3月10日)
※太字はMONEY VOICE編集部による

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